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ブランデー(コニャック)テイスティング方法

何種類かブランデーを用意してのテイスティング。ブランデーに限らず、ワインやウイスキー、日本酒などお酒のテイスティングはとても楽しいですね。違いが分かるようになったら尚更です。

今回はブランデー全般のテイスティング方法についておすすめの手順と方法を紹介します。ブランデー初心者の方でも実践することができるテイスティング方法とグラス選びを解説します。ブランデーの中でも主にコニャック、アルマニャックを対象としたテイスティング方法ですが、その他のフルーツブランデー、ウイスキーやワインにも応用ができるテイスティング方法だと思います。

テイスティンググラスは?

テイスティング1

テイスティングには同じグラスを用いるのが前提です。香り立ちや口当たりを統一するためです。

普段ブランデーを飲むグラスを何脚も持っている場合は、それを使えばよいのですが、あまり高級なグラスを揃える必要はないです。コチラの記事でも書いているように、ブランデーには細くくびれたチューリップ型のグラスが最適です。リーデルのグラスを何脚もそろえるのは無理!!という方にはコチラのテイスティング グラスがおすすめです。
ウイスキー工場でも使用されているくびれ型のグラスで500円台という驚異の安さです。

その次におすすめなのはコチラ 。少し高価になります。

テイスティングにおいてもグラスの形による香り立ちは重要な要素なので、必ず上記のようにちゃんとしたくびれたグラスを用意した方が良いです。

テイスティングの前準備

テイスティングという事は数種類のブランデーを一度に飲むことになります。何回も飲んだり、味の濃い物から飲んでしまうと、それぞれがどんな味か分からなくなってしまいます。 まずはブランデーの色が薄いものから飲むことが重要です。

なぜ色の薄いほうから先にテイスティングするのかというと、色が濃い方がタンニンの量が多く、味が濃い傾向にあるからです。ブランデーの色は次の通りに濃くなっていきます。

  • 黄→茶→赤→こげ茶

およそこのような変化です。色味の違いは、白い背景にかざしてみるか、白い蛍光灯にかざして光を透かすと分かり安いです。

テイスティング5

ただし、ヘネシーやレミーマルタン等の大手メーカーのように、カラメル色素が添加されているブランデーの場合、カラメルの色が濃く反映されるため、その限りではない場合があります。その場合は熟成年数基準で若いほうから先に飲むという判断でもよいかもしれません。

香り2ステップ、味わい3ステップ

私の場合、ブランデー(コニャック)のテイスティングは基本的に香り2ステップ、味わい3ステップに分けています。

香りステップ1

ステップ1では3回に分けて香りを嗅ぎます。
その前に、このステップ1では注意事項が2つあります。それは「グラスを回さない事」「香りを嗅ぎすぎない事」です。

よくグラスを回して空気と触れさせコニャックの香り立ちを良くする所作がありますが、ステップ1ではそれは行いません。まずはコニャック液体そのものの香りを嗅ぎます。グラスを回すと液体がグラス側面に付き、香りが反射して分かりにくくなるからです。また、香りを嗅ぐのは1~2回にしましょう。あまり嗅ぎ過ぎても余計分からなくなるだけです。

さて、ステップ1の香りですが、グラス~鼻の距離を変えて3回に分けて嗅いでみます。

  • 1. グラスとの距離5cm
  • 2. グラスとの距離1cm
  • 3. グラスとの距離0cm

3つめの0cmは少しグラスの中に鼻を入れるくらいのダイレクトな距離で大丈夫です。

テイスティング2

香りステップ2

ステップ2において初めてグラスを回します。香りを反射させてグラス全体から立ち上がるアロマを感じます。

これも同じように5cm、1cm、0cmと試すとよいでしょう。グラスを回して空気と大きく触れることでコニャックの酸化が進み、ステップ1とは違った香りを感じることができます。

テイスティング3

味わいステップ1

まずは一気に口に含まず、口内を濡らす程度に口に含みます。これはコニャックの最初の味わいを感じるのと同時に、一つ前にテイスティングしたコニャックの風味を上書きする役割があります。

味わいステップ2

ステップ2で最終的なコニャックのテイスティングを行います。
口に含む量は普通に飲む程度の量です。

テイスティングの際には喉に直接流し込んで飲むのではなく、口に含んだ後に3回程咀嚼します。コニャックを「飲む」というより「食べる」というほうが近いかもしれません。 咀嚼することで、単純な味わいだけではなく、そのコニャックの苦味や渋みも感じることができます。

普通に飲む場合は渋みは排除したいので咀嚼する必要は全くありませんが、テイスティングにおいてはまた別です。苦味も渋みもエグみも、そのコニャックの特徴として捉えていきましょう。

味わいステップ3

ステップ3は後始末です。次のコニャックに備え、口の中をリセットさせます。リセットの方法は様々で、卵を食べるという人もいれば、牛乳を飲むという人もいます。水の人もいます。要は、いつもと同じコニャックを飲む前のデフォルトの状態に戻せればよいのです。

リセット素材の効果は様々ですが、私は主に牛乳を使用する場合が多いです。一つのコニャックをテイスティングした後は牛乳を一口飲んでリセットさせ、次のコニャックに備えます。

テイスティングはスピードが命

テイスティングは同じような飲み物を同時に飲み比べることになります。何回も飲んだり、時間をかければかける程どれがどんな味で、どれが好みなのかだんだんと分からなくなってきます。これはプロでも同じです。

基本的に1回のテイスティングで判断します。
が、最初のうちは何回か飲んでみてもよいでしょう。どれがいいか分からなくなるということが分かるようになります。(笑)

ブランデー(コニャック)テイスティングまとめ

香り2ステップ

  • 1. まだグラスは回さない。5cm、1cm、0cmの距離で嗅ぐ。
  • 2. グラスを回して酸化した香りを嗅ぐ。

味わい3ステップ

  • 1. 口を濡らす程度に口に含む
  • 2. コニャックを3回咀嚼する
  • 3. 牛乳等でリセットする

ここに書いたテイスティング方法はあくまでも私の一例であって、他にも様々な方法があるかと思います。コニャックに限らず、アルマニャックやその他のブランデーにも十分に使えるテイスティング方法です。ブランデー初心者や入門にもおすすめですね。
ワインやウイスキーのテイスティングの場合は少し異なるかもしれませんが、同じ方法で試してみるのも楽しいでしょう^^
自分でテイスティングして自分にベストマッチなコニャックを見つけられるといいですね!

ポールジローレイモンラニョー など同じメーカーの違う年代を色々試すのもよいですね。自分で全て買って試すのも良いですが、いかんせん予算が・・・という方は店頭での試飲がおすすめです。試飲できるお店は限られていますが。
東京周辺にお住まいの方であれば、東京八重洲地下街にあるスピリッツ専門店リカーズハセガワにて多くのブランデーを有料試飲できます。私もよく訪れる超おすすめ店です。

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