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ラニョーサボランVSOP No.10の感想

ラニョーサボランVSOP

コチラの特集にも書いているように、ラニョーサボランはコニャック地方を代表する家族経営の自家生産(プロプリエテール)コニャックメーカー。ブドウの栽培から蒸留、熟成、瓶詰めまで全て一貫して自社で行っています。全てグランドシャンパーニュ産です。

そしてラニョーサボランが目指している到達点は熟成年数45年のフロリレージュ。

今回感想を述べているラニョーサボランVSOPは、その過程において2番目に若いラインナップである熟成年数10年のコニャックです。

VSOP01

なお一番若いラインナプはラニョーサボランVS No.4。その名の通り熟成年数は4年です。

若々しさ爆発

ではこの熟成年数10年のラニョーサボランVSOPはどのような特徴なのでしょうか。レゼルヴスペシャル(20年)やフロリレージュ(45年)と比較しながら見ていきましょう。

ラニョーサボランVSOPの箱とボトル

VSOPの箱はレゼルヴスペシャルと似ています。
↓左からVSOP、レゼルヴスペシャル、フロリレージュ↓

VSOP07

フロリレージュとは違い、ノーマルな紙箱です。

香り立ち

VSOPは熟成年数10年と若いだけあり、香り立ちも若々しさが爆発しています。

ラニョーサボラン特有のフルーティーな香り立ちは感じることができるのですが、そこにやや草っぽさが混じっています。

当然、熟成が若い分、アルコールの刺激臭もやや強め。
バルーン型のグラスなど、あまり液体の表面積が広すぎるグラスで飲むと、コニャックの香り立ちよりも先にアルコールのツンとした刺激に支配されてしまいます。

明らかに「あ、若いな・・」と感じる香り立ちですが、これはこれでアリです。フロリレージュとはまた違ったフレッシュさを楽しむことができます。抑えきれない若々しさが爆発しています。 VSOP03

味わい

フロリレージュと比べてしまうのもアレですが、ややパンチは弱いです。

ラニョーサボラン自体、もともとあまりボディがあるコニャックではないのですが、アルコール度数が41%と低いこともあり、かなり軽い口当たりです。

当然飲んだ後の余韻も弱くなります。
一瞬パッとグレープフルーツのような甘味と香りが口に広がったかと思うと、それは儚く消えてしまいます。鼻抜けも同様。

ただ、一瞬の輝きの中には若いながらもラニョーサボランらしい味わいを楽しむことができます。

ラニョーサボランVSOPは買いか?

結論から言うと「買い」ではない。

なぜか?

それはコスパと味わいのバランスに尽きます。

個人的にはこのラニョーサボランVSOP No.10を買うのであれば、ラニョーサボラン レゼルヴスペシャルNo.20を買う事をおすすめしたいです。

VSOP03

参考記事
ラニョーサボランレゼルヴスペシャルNo.20の感想

ラニョーサボランVSOPは通販価格約7,000円~7,900円くらいなのに対し、ラニョーサボラン レゼルヴスペシャルは9,800円程です。購入店舗や通販サイトによっても異なりますが、その価格差は平均的に2,500円前後。

稚拙な表現ですが、「おいしいコニャックはどっち?」と質問されると、どう考えても香り立ちと味わいはレゼルヴスペシャルの方が上です。その差は価格差2,500円よりも大きく開いているといっても良いと思います。

ラニョーサボランらしいフルーティーさを味わえて、「おいしいコニャック」の求めるのであれば、2500円高いレゼルヴスペシャルを買った方が絶対にコスパが良い、と思うわけです。

なので1万円以下でラニョーサボランを選ぶのであればVSOPよりレゼルヴスペシャル。

しかし、一応フォローしておくと、熟成年数10年程のコニャックとしてはこのラニョーサボランVSOPはかなり高品位なコニャックと言えます。そこは流石。とある業界関係者50 名によるテイスティング会で15年以下の部で第1位に輝いたらしいですが、その功績は伊達ではありません。

1万円以下で「どちらか1本」と言われるとどうしてもより熟成が進んだレゼルヴスペシャルに軍配が上がってしまいますが、ラニョーラボランのバリエーションを楽しんだり、他のVSOPレンジのコニャックと比較するにはとても興味深い品質のコニャックです。

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