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ラフィットのコニャック「トレ・ヴィエイユ・レゼルヴ・ド・ラフィット・ロートシルト」のレビュー

前回のジャン・フィユーNo.1に引き続き、銀座doux barでまた貴重なコニャックを頂いたので、そのレビューを。

今回は何と、あのボルドーワイン5大シャトーの筆頭「ラフィット・ロートシルト」が手掛けるコニャック「Cognac Tres Vieille Reserve Lafite Rothschild」です。

ラフィットコニャック

日本語で書くとトレ・ヴィエイユ・レゼルヴ・ド・ラフィット・ロートシルトとか"ラフィット・ロートシルト"トレ・ヴィエイユ・ド・コニャックとか色々書かれてたりするのですが、長いのでここではとりあえず「ラフィット・ロートシルト・コニャック」にしておきましょう(笑)

マールではなくコニャック

ラフィットが手掛けるこのボトル。マールではなくコニャックであるところがまた興味深く、ワイン、コニャック関係者の話題騒然?となった逸品です。

ラフィットと言えばボルドー5大シャトーの一つで、第1級品の高級ワインを排出するブランドです。ムートンロートシルトのマールやブルゴーニュワインの王様ロマネコンティの「マール・ド・ブルゴーニュ ロマネ・コンティ」はじめ、通常ワインシャトーが出す蒸留酒はブドウの絞りかすを使用したお酒「マール」であることが多いのですが、今回のこのラフィットは、あえての「コニャック」。ワインシャトーがあえて自社銘柄でコニャックと銘打って発表したところにとてつもない自信を感じます。

ラフィットコニャック

このラフィット・ロートシルト・コニャックはボルドリ産の原酒をメインに、超厳選された生産者からこれまた超厳選された樽を購入し、長年にわたりラフィットのシャトーで保管・熟成されたコニャックです。

何と少なくとも1900年~1920年の原酒が使用されているそう。熟成年数は最低50年。最大で何ねん物がブレンドされているかは不明ですが、おそらくそれ以降は樽ではなく瓶保管されている。

このレベルのコニャックになると、市場で買ってもやはり余裕で1本11万~15万円の価格帯となるため、そうそうポンポン買えるものではないです。

ボルドリコニャックに傾斜しつつある私にとっては、喉から手が出るほど飲みたい1本です。そしてこの度、ようやく喉から手を出すことができ(笑)飲むことができました。

こんな貴重なコニャックを揃えているdoux barのオーナー横井氏にはただただ感謝です。。。

ラフィット・ロートシルト・コニャックの感想

ラフィットコニャック

うむ、このすばらしいコニャックをどう表現すべきか・・・。

まず、同じボルドリ地方でありながら、やはりドゥピュイ1971やデュカイトレヴィエイユボルドリともまた違う。以前同じくdoux barで飲んだ「シャトーポーレ トレヴィエイユ ボルドリ」に近い熟成感。このレベルになるとアルコールのツンツン感というのは無いに等しい。洗練された丸みを帯びています。さすがの口当たり。

ラフィットコニャック

まろやかさと共に、粘性は高く、独特のオイリー感が何とも言えない。長熟でありながら、しっかりとブドウの風味を感じることができます。ある意味フレッシュとも言えます。

最初はボルドリっぽいスミレのようなフローラルな香りもありますが、徐々に熟したブドウを主とした複雑な果実が口と鼻に余韻を残していきます。

やはりあれだ、100年近い時を経て、ある一線をコニャックは、若々しい輝きすら感じる事ができます。まるで、100歳のおばあちゃんが20歳代のハリと艶のある肌を持っているかのよう。しかしながら中身はそれ相応の年の功を経たとてつもない深みを全身で感じることができます。

ラフィットコニャック

全ての特徴がここに

もちろん、この原酒はラフィット自身が作ったものではなく、いくつかのボルドリ地区の優秀な生産者から選定されたものを使用しています。

ボルドリの土壌はグランドシャンパーニュや他の土壌と違い、一番表面に火打石の層があります。「火打石」→「粘土」→「石灰」という層になっており、この土壌はボルドリ地区だけの特色です。表面の地層に含まれるミネラルと、かなり根を伸ばさないと石灰層まで根が届かないこの土壌で育ったブドウのお陰で独特のオイリー感とまろやかさが生まれるとされています。

また、ボルドリ地区は他のコニャック生産地域に比べて最も日照時間が長いことで有名です。日照時間が長い事で、ブドウのベータカロテンが豊富になり、同じく独特の花っぽい香りが生まれるとされています。

ラフィットコニャック

このラフィット・ロートシルト・コニャックはまさにこれらの特徴を究極的に詰め込んだコニャックといっても過言ではないのかもしれません。

まぁ、あの(勝手なイメージですが)プライドが高そうなラフィットがコニャック製法の基準に従い、自社コニャックとして出した逸品です。うまくないわけがないです

この1杯を頂いた時、まだボトルを抜栓してから1ヵ月?も経っていないタイミングでした。これから抜栓後数ヵ月、1年・・・と時を経ることでまた味わいも変わっていくことでしょう。その変化も楽しみです。(何回も飲めってことか)

ラフィットコニャック対抗馬

さてさて、こんな逸品を頂いてしまった後はどんなコニャックを飲めばよいのでしょう・・・。

このレベルのコニャックに対抗しうるコニャックとして出して頂いたのが、このラインナップ。

ラフィットコニャック

右から「レイモンラニョー ヘリテージ」と「ダニエルブージュ レゼルヴ ファミリアル」です。

グランドシャンパーニュ中心ですが、どちらも超ド級、破壊力抜群のコニャック達。どんなコニャック好きをも黙らせる錚々たる顔ぶれです(笑

この日は飲まなかったけど・・・。(破産してまう)

次はいつ手に入るかわからない?

このラフィット・ロートシルト・コニャックは定期的にリリースされているわけではないので、次はいつ手に入るか分かりません。しかも少数。

今では1ボトルの価格も数年前の3倍近くになっています・・・。(早く買っておけばよかった)

また、ラフィット・ロートシルト・コニャックの化粧箱も高級感あふれるオーク製の木箱です。うーん、これは是非コレクションに1本欲しい・・・。

ラフィットコニャック

何はともあれ、このラフィット・ロートシルト・コニャックに興味がある方は是非銀座doux barへ。まだすぐには無くならない・・・はず(笑)

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