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コニャック ジャン・フィユー CF20、CF25、CF30のレビュー②

前回ご紹介した鯉沼氏セレクトコニャック ジャン・フィユー CF20、CF25、CF30のレビューその②。実際に飲んでみた感想編です。

ジャンフィユーレビュー②

前回の記事
鯉沼氏セレクトコニャック ジャン・フィユー CF20、CF25、CF30のレビュー①

久々の3本飲み比べ。

やはり心躍りますね。

今回は同じジャンフィユーで明確に熟成年数別に20年、25年、30年と分かれているあたり、熟成年数別コニャック飲み比べにはもってこいのラインナップです。

さて、早速抜栓。

ジャンフィユーレビュー② ジャンフィユーレビュー②

総合的な感想

まずは結論から。
3本飲んでみた結果、総合的に感じたこととしては・・・・

・ジャンフィユーっぽいスミレ感?は意外とあまり感じない。
・渋みは強め
・年代の違いは明らかに分かる

ジャンフィユーレビュー②

ジャンフィユーといえば、個人的にはスミレ感のある香りが特徴てきでしたが、全体を通して、これまで飲んできた「ジャンフィユー」っぽさをそこまで感じなかったのが意外な点でした。いや、悪い意味ではないんです。

どっちかというとラベンダーのような風味が漂います。全体的にエステル感は強め。オーク由来の樽香も充分に感じる事ができました。

また全体的にやや渋みは強め。

各熟成年数別に微妙な違いを楽しむことができます。

ジャンフィユーレビュー②

左から、CF20・CF25・CF30。CF25が一番色濃い。

ジャンフィユーCF20の感想

ジャンフィユーレビュー②

熟成年数は20年と最も若いこの1本。

若いだけあり、最も若草のような香りが強いです。

他の3つと比べると香り立ち当然コニャックの香気成分よりもややアルコール感が上回る印象があります。

ただ、飲んでみると意外や意外。アルコールのパンチが来た後に、意外な甘味が広がります。

ランシオ香だったり余韻だったりは少ないですが、ハチミツのような甘味がパッと広がります。そして儚く消えてゆきます。

この瞬間を楽しめるのは恐らくCF20だけの特徴です。

ジャンフィユーCF25の感想

ジャンフィユーレビュー②

なぜか色合いが最も濃いこのCF25。最低熟成年数は25年です。CF20とは明らかに違う香り。

ここで比較すべきは恐らく同じくらいの熟成年数(23年~25年)である「ジャンフィユー トレヴィユー」でしょう。

印象としてはトレヴィユーよりも樽香が強く酸味も強い感じがします。25年にしてこの色の濃さに起因しているのかもしれません。このコニャックに使われていた樽はタンニンの量が結構多めだったのではないでしょうか?その分余韻となるランシオ香は感じることができ、ややシトラスを感じるの香りで鼻抜けを楽しむことができます。

このCF25はグラスに注いだ直後と注いで10分後では随分印象が変わるコニャックでした。

10分経つと、これまでやや単調だった香りにラベンダー→スミレ系のフローラルな香りに華が咲きます。

味わいもやや複雑になり、一口目のハチミツからバニラ系の余韻を残すようになります。

ジャンフィユートレヴィユーとは全く違った風味の変化を見ることができ、非常に面白い1本でした。

ジャンフィユーCF30の感想

ジャンフィユーレビュー②

今回最も長熟なジャンフィユー。最低熟成30年。

熟成が長い分、最も余韻が残る1本。アルコール度数は46%と一番高いカスクストレングスです。

アルコールの高さと、グランドシャンパーニュ独特のパンチが効いており、ドンッと舌にくる重みとインパクトは最も際立ちます。重いといっても、オイリー感や粘性は少なく、サラリとした重み。

先ほどのCF20やCF25で感じたハチミツっぽい甘味は少なく、シナモンのようなスパイス系の風味が広がります。

ジャンフィユーレビュー②

こちらも最も香りが開いたのはグラスに注いで15分後くらい。15分、長いけど待つ価値あり(笑

個人的な好みは・・・・

全体を通して、最も好みだったのは意外にも一番若いジャンフィユー CF20かもしれません。やはり私は甘目なコニャックが好きなお子ちゃまかも。

ジャンフィユーレビュー②

CF20で感じた一瞬フッと感じるハチミツ感が癖になります。若草の風味広がる若いコニャックもハマる時はハマるのです。

ただ、これは私が個人的にハマっておすすめだった!というだけなので、一般的にはやはりCF30がおすすめ目玉コニャックとなるのかもしれません。

出来る事なら35年を・・・

ジャンフィユーレビュー②

出来る事なら同じジャンフィユーCFシリーズで35年物が飲みたい、というのが正直な所。グランドシャンパーニュのコニャックは一般的に35年が最も花開くと言われています。そのクリストフフィユー氏が厳選した35年「ジャンフィユーCF35」を是非ボトリングして欲しいものです。

もしそれがあったら同じ35年熟成でグランドシャンパーニュ産コニャックの最高峰「ポールジロー・トレラール35年」と「ラニョーサボラン フォンヴィエイユ35年」と比較するのも面白そうですね。どれも特性が異なるコニャックなので、ブランド別の特性を知るにはおすすめのラインナップになりそうです。

それにしても楽しませて頂きました。ジャンフィユーCF20、CF25、CF30是非買いそろえてみる事をおすすめします^^




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