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コニャックの聖書『Cognac』著者ニコラス・フェイス氏を悼んで

1ヵ月程前となる2018年10月末、私はある種の悲壮感に襲われました。

そう、あのコニャックの聖書とも言われている名著『Cognac』の著者であるニコラス・フェイス(Nicholas Faith)氏の訃報です。

ニコラス・フェイス氏が亡くなったのは2018年9月26日の事。享年85歳。

私が彼の死去を知ったのはその1ヵ月後くらいでした。

ちなみに「ニコラスフェイス」で画像検索するとニコラス・ケイジの顔アップ画像が大量に出てくるが、違う、そっちじゃない。もう少しフサフサしている。

ニコラスフェイス氏はこの方↓

ニコラスフェイス

出典:https://www.24symbols.com/author/nicholas-faith?id=84856

いくつかのコニャック関連書籍や記事を出し、2010年にフランスコニャック協会(BNIC)からThe Lifetime Achievement Awardという賞を受賞しています。

ニコラス・フェイス著『Cognac』とは

コニャックに精通している人から「コニャックの聖書」と呼ばれているこの本は、コニャックの歴史を中心に、その作り方、特徴、法律などが細部に渡り書かれています。

ニコラスフェイス

出典:https://cognacs.wordpress.com/

初版は1986年にイギリスで出版され、1988年には日本語版(佐藤 綾子 訳)が出版されています。

その後何度か程改訂版が出版されています。たしか2005年と2013年だったような・・・。

法律や中身の情報が(当時の)最新のものにアップデートされていますが、こちらは英語版しか出版されておらず、日本語版は出回っていません。

2013年版は『Cognac: The Story of the World's Greatest Brandy』というタイトルで出回っています。

コニャックだけの書籍は数が少ない上に、なかなか細かい情報が出回っておらず、インターネットでの情報もない当時は大変貴重で情報量豊かな資料として重宝されました。

もちろん私がこの本の存在を知ったのはブランデーにハマってからであり、出版当時は知る由もありませんでした。私が知った当時も絶版品であったため、知人から借りて読みふけっていました。

日本語訳初版の1988年版の本は、情報こそは古いものの、その製法や歴史、コニャックの楽しみ方など、読んでいて楽しみは尽きませんでした。

ニコラス・フェイス『Cognac』はどこで読める?

1986年の初版日本語版は中古やオークションで手に入る可能性があります。しかし、めちゃくちゃ高い。高騰がハンパない。Amazonで中古で売ってたけど、ハードカバー版で22,500円です(2018年11月現在)。うーん。

2005年の第2改訂版は実は結構安く手に入ります。何とKindle版で500円台だ。

しかし、実は第3版の改訂版も国内でも入手できる。ハードカバーは1万円越えとやや高いですが、ペーパーバック版は大体4,500円~5,000円くらい。そしてKindle版でも4,000円近い。やはり洋書は高い。しかしながら、中身の情報はこちらが最新なので、入手するのであれば迷わず2013年版の方がよい。ハードやペーパーバックは在庫が少ないですが、Kindleならしばらくはまだダウンロード可能でしょう。

もしくはi TunesのE bookストアでも入手が可能です。

この本は今コニャック業界で活躍する方々に少なからず影響を与えた本であることは間違いありません。

当時や一昔前は入手自体ハードルが高く(そもそも電子書籍なんて無かったし)、なかなか読みたくても手が届かない本でしたが、時代は便利になったもので、手に入れる手段はいくらでもあります。

興味のある方は是非一度この「コニャックの聖書」を手に取ってもらいたい。

最後に、素晴らしい本を世に残してくれたニコラス・フェイス氏に謹んで哀悼の意を表したい。

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