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カミュ独特のコニャック「イル・ド・レ」シリーズ特集

華やかなコニャックで有名な大手コニャックメーカーのカミュには「イル・ド・レ」という独特のラインナップがあります。カミュのコニャックではありますが、とても特徴的なコニャックなので、コチラの「カミュの特徴とライナップ」特集とは別枠で抜粋します。これはフランスのボア・ゾルディネール地区に存在する「レ島」という島で作られるコニャックです。

イルドレ6

他のボア・ゾルディネール産のブドウはよく大手メーカーのブレンディングに使用される事が多いのですが、レ島は小さな島なので、潮風の影響が強く、独特のヨード香と塩っぽい風味を持ちすぎるため、あまりブレンディングに使用されることがなかったそうです。そのため、レ島の生産者はあまり買取手が付かず困っていたそう。そこで目を付けたのがカミュでした。

「じゃレ島の特徴を活かしたシングルコニャックを作ろう!」と。

そこでボア・ゾルディネールの中でもレ島のブドウを使用して作られたのが「イル・ド・レ」シリーズです。カミュはレ島に3,000haのぶどう畑を確保し、蒸溜、熟成もレ島で行っています。

イルドレ6

出典:http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/liquorworld/topics/n49/

VSOPやXOの表記はない?

「イル・ド・レ」シリーズには現在(2016年11月)VSOPやXOという熟成年数を表す表記がありません。以前は「イル・ド・レXO」というのがあったのですが、現在は廃止され2016年6月に「クリフサイドセラー」というラインナップに変更されています。

↓イル・ド・レ クリフサイドセラー↓

イルドレ1

これはあくまでもレ島で作られたコニャック「イル・ド・レ」の特徴を前面に出そうということで、熟成年数よりも製造過程を意識した名前付けをしています。(後述のラインナップ参照)

また、カミュ社としてはコニャック特有の熟成年数表記を記載しないことで、ウイスキーが好きな人たちでも気軽に手にすることができるようにする狙いがあるそうです。

イル・ド・レのラインナップは3種類

イルドレのラインナップは2016年11月現在、全3種類ですが、共通する特徴として、海草由来の成分や海の水分に由来する強い「強いヨード香」と「潮っぽい風味」です。これは小さな島であるレ島ならではの特徴で、湿った潮風の影響によるところが大きいそうです。

どれも基本的製造過程は同じですが、熟成の最終段階が異なるそうです。

  • ファインアイランド
    →最も基本的なイルドレ。塩っぽい。

  • ダブルマチュアート
    →通常のオーク樽で数年寝かせたあと、トーストされた樽に移し変えられる。スモーキーな風味が特徴的。

  • クリフサイドセラー
    →以前は「イルドレXO」という名称でしたが、2016年6月から変更。熟成の最終段階で海から10mの所に位置する「フォール・ド・ラ・プレ」という要塞跡の小屋に樽ごと移されます。そこで約3ヵ月程熟成させます。この要塞跡地の小屋はレ島の中でも最も湿度が高い場所の一つで、より多くの潮風と、小屋から滴り落ちる雨水にさらされるため、更にヨード香と塩っぽさが強まった風味に仕上がるそうです。

ちなみにレ島のフォールド・ラ・プレとはこんな所。ほんとに大西洋のすぐそば↓

イルドレ5

出典:http://fort-la-pree.com

ここではイル・ド・レが振舞われるレセプションが行われました。

↓写真左クリフサイドセラー。写真右ファインアイランド↓ イルドレ7

イル・ド・レは日本食と合う

これは以前(2016/11/6)にカミュセミナーに参加した際にブランドマネージャーの鈴木更紗さんのおすすめでもありますが、イル・ド・レは日本食との相性がかなり良いようです。

おすすめの飲み方はフレンチハイボール

イル・ド・レ ファインアイランドにウィルキンソンジンジャーエールを使ったハイボールです。

特に、白身魚やおせち料理と一緒に飲むと、ジンジャーエールの炭酸にイル・ド・レ特有の塩気が乗っかり、香りもより一層高まるとか。そしてご飯が進む進む。

それぞれ熟成年数自体は長くありませんが、非常に個性的で楽しいコニャックです。

カミュセミナーでファインアイランドとクリフサイドセラーを飲み比べましたが、個人的にはクリフサイドセラーが好きだったかなぁ。クリフサイドセラーは元々XOだったので、イル・ド・レ シリーズの中では熟成年数も最も長いです。その分まろやかです。

↓左がクリフサイドセラー。右がファインアイランドが入ってます。↓

イルドレ3

今まで大手メーカーということで、私自身もあまり積極的に手を出しませんでしたが、色々な飲み方や、イル・ド・レのバックグラウンドを知り、より愛着が湧き、フレンチハイボールでのおすすめができるコニャックになってきました。

カミュ「イル・ド・レ」シリーズはどこで手に入る?

大手メーカーだけあり、Amazon でも気軽に手に入ります。

ただ、クリフサイドセラーは日本では販売本数を年間1,000本に限定しているようです。1,000本なくなり次第、次の年まで待たないといけないのかぁ。。。飲食店含めたら1,000本なんですぐ無くなりそうだけど。。。

興味のある方はお早めに。

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