▼メイキング動画▼
作り手：中村 太郎さん
東京 神楽坂「Bar Tarrow’s」オーナーバーテンダー。
神楽坂の近くに来るとついつい「あ、タロウさんの所寄っていこう。」となってしまう、そんなバー。カウンターのみの上品で落ち着いた店内に白いスーツを身にまとったタロウさんとの会話が弾みます。ウイスキーからブランデー、ラムを中心に多くのボトルが揃ったバックバー。会話の中から見つけ出すその時のお客さん一人ひとりに合あった1本や、カクテルのチョイスと技術はさすが長年の経験が光ります。
今宵もBar Tarrow’sで至福のひとときを。
Bar Tarrow’s サイドカー レシピ
グラスタイプ
カクテルグラス
材料
| オリジナルブレンドコニャック ( オタールVSOP ＋カミュイルドレ ＋ポールジロートラディション) | 30ml |
| コアントロー | 15ml |
| フレッシュレモンジュース | 15ml |
技法
シェイク
Gallery
独自ブレンドのコニャックが光るサイドカー
Brandy Daddy
「まず目を引くのがその凄いデキャンタに入ったベースのコニャックですね。これは一体・・・」
太郎さん
「これは私が独自にブレンドしたコニャックです（笑）中身はオタールVSOP、カミュイルドレ、ポールジロートラディションのブレンドです。」
Brandy Daddy
「そういうことでしたか。デキャンタがポールジローベリーベリーオールドだったのでめちゃめちゃ凄いコニャック使うなぁとビックリしました（笑）なぜオリジナルブレンドのコニャックを使おうと思ったんですか？」
太郎さん
「きっかけは色々あるのですが、現行のコアントローに合わせるために、という要素が大きいですね。ある時期にコアントローの中身にマイナーチェンジがあり、よりオレンジ系の要素がはっきりするようになりました。グランマルニエを使うバーテンダーも増える中で私のサイドカーのレシピ自体はあくまでもスタンダードにコアントローを使うスタイルだったので、現行のコアントローに合うように試行錯誤した経緯があります。」
Brandy Daddy
「ほうほう。」
太郎さん
「ちょっと粉糖使ったり、製菓用のものを混ぜてみたりしたのですが、安定したサイドカーを作るために結果的にコアントローに負けないようなベースのコニャックを使おうという結論に至りました。でもXOクラスのコニャックを使うと価格帯も高くなりすぎます。よく使っていたオタールだけだとちょっと弱く、カミュだけだとちょっと甘い、ポールジローだけだとちょっとドライすぎる。・・・ということでこの3つを使ってちょうどよいバランスのベースコニャックを造ればよいのでは？ということでブレンドしたのが大きなきっかけです。」
Brandy Daddy
「そんな経緯があったんですね。結果的にこのオリジナルブレンドのコニャックが光るサイドカーとなったのですね。その他サイドカーを作る時に意識していることはありますか？」
太郎さん
「冷やし過ぎないことですね。サイドカーを作る時は大きめの氷を使用して水っぽくならないようにし、空気をよく入れるようにします。アルコールとレモンの油分がしっかり混ざることが重要ですね。重点は冷えることよりも、よく混ざることです。」
Brandy Daddy
「なるほど。ベースのコニャックもシェイクも太郎さんの経験値が光るサイドカーですね！ありがとうございました。」
店舗情報：Bar Tarrow’s
Bar Tarrow’s(バー タロウズ)
東京都新宿区神楽坂3丁目6-29 MIビル 3階
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TEL：03-6457-5565
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