今回紹介するのはブランデーのボトルではなく、久々にブランデーの本です。
とあるバーテンダーの方より教えてもらい、その場でAamzonをポチり、2日後に到着。
その名も
クリスチャン・ドルーアン著
です!
カルヴァドスブック!!何てストレートなネーミングなんだ!好きだぜ!
タイトルからも分かるように、リンゴを原料としたフランス ノルマンディー地方のブランデーであるカルヴァドスの本です。
カルヴァドス生産者によるカルヴァドス本
この著者名を見て頂いたら分かる通り、この本はあのカルヴァドスの名門ブランド「クリスチャン・ドルーアン」の会長クリスチャン・ドルーアン氏が自ら手掛けた本。
これまでドルーアン氏の本はフランスでの出版がほとんどでしたが、今回2020年4月初めて日本語版が出版されました。
Bar Calvadorの高山氏による前書き
しかもこの本、ただ日本語に翻訳されただけの本ではない。
何と、あのカルヴァドスの国際的アンバサダーであり、京都のBar Calvadorのオーナーでもある高山寛之氏が前書きを担当しているスペシャルな本。
もちろん本人のお墨付きである。
その他にも、多くの日本のバーから提供されているカクテルレシピの掲載だったり、海外のカクテルレシピはちゃんとポンドとオンスをグラムとミリリットルに変換されてたり、日本に向けたクリスチャン・ドルーアン氏の謝辞だったり、まさに革命的ともいえる日本人のためのカルヴァドス専門書です。
CALVADOS BOOKの中身
クリスチャン・ドルーアン氏が書いた本ということだけあって、その中身は十分すぎる読み応え。
当サイトで全ての内容を記すことはできませんが、
- カルヴァドスの起源
- カルヴァドスの製法
- カルヴァドスの規定/AOC
- カルヴァドスに関連するお酒
- カルヴァドスの生産者たち
- カルヴァドスのカクテルレシピ
- 世界各国のカルヴァドスアレンジ
などなど、カルヴァドスに関する情報がこれでもかという勢いで163ページにわたり掲載されています。
(しかも写真はフルカラー!)
現時点で日本語で出版されているカルヴァドス・ブランデー本の中で間違いなく最も詳しい本でしょう。
私は出版社の回しものではありませんが、これだけは言っておきましょう。
とりあえず買っておいて損はない。
カルヴァドスを片手にじっくりと
そんなこんなで、しばらくはカルヴァドス片手に就寝前の読書のお供になりそうですCALVADOS BOOK。
こんな本が出るなんて、ブランデーファンにとっては嬉しい限りですね。
この調子でコニャックの専門書も誰か日本語で出してくれないかなぁ・・・。なんて。
なお、私はこの本Amazon経由で購入しました。
あまり出版部数は多くないかもしれないので、無くなったら再版を待つしかありません。
あわよくば電子書籍化してくれないかなぁ。
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