コニャック飲み比べ会レポート

2023/6/11(日)、北千住BAR HONESTYさんにて第2回目となるコニャック飲み比べ会を開催しました！

その様子と所感をまとめます。

(最近はイベント記事ばかりですみません)

満員御礼

まずはこのイベントに来て頂いた皆様、そしてBAR HONESTYさんありがとうございました。

あいにくの雨で足元の悪いなかでの2部制開催でしたが、第1部満席、第2部もほぼ満席という予想以上に多くの方に来て頂き、感謝感謝です。。。

TwitterやSNS上での意見交換とはまた違った場でお話をすることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

セミナー形式ではないのですが、SNSやブログでは伝えきれない生の話をすることが出来て、結果的に情報量としてはそこそこのボリュームだったのではないかと思っております。

少しでもご参加頂いた方のお役に立てたようでしたら幸いです。

ありがとうございました。

今回のテーマは「熟成の違いを楽しむ！コニャック飲み比べ会」ということでこの5本を用意させて頂きました。

このうちCFシリーズはコニャックエデュケイターの鯉沼氏が輸入している日本市場向けのジャンフィユーとなります。

特徴としては

といった特徴が挙げられます。

20年、30年、40年、50年といった10年毎の遷移を追うことで熟成による変化を感じられるラインナップとなっています。

※CFシリーズは今回は用意していないCF25とCF35もあります。

しかしながら、ご来場の方も同じ感覚を覚えたかもしれませんが、一つ私としても誤算がありました。。。。

今回私の中で一つ「あれ・・・？」となったのが50年熟成のCF50の香味でした。

今回、私が持っているCF50(初期ロット)ですと既に半分以上空いており容量的に足りないので、比較会の2ヶ月前に新たなCF50を購入し、少し開かせるために2ヶ月前より開栓していました。

その新たなCF50と私が持っていたCF50がかなり印象が異なった点です。

というのも、このCFシリーズ自体はシングルカスクなのですが、リリース年ごとに選定する樽が変わります。

1回の樽詰め量は1樽の半分、つまり約170リットルほどになります。それが売り切れると同様の方向性を持った樽を瓶詰し新たなCF50としてリリースされます。

私が既に持っていたCF50と、新たに用意したCF50は別ロットなため、別の樽ということになります。

具体的にどう異なったかとういと、今回比較会用に用意したCF50はこれまでの初期ロットと比べてかなり樽感が強かったという事につきます。

CF50の最たる特徴は50年という長熟にもかかわらず、そのクリアな口当たりと、何よりも余韻で炸裂するピーチ、マンゴーを中心とした南国フルーツ系のランシオです。

しかしながら、今回のCF50にはその2点が乏しかった・・・というのが正直な感想であります。

今回の比較会の理想としては

という狙いがありました。

しかしながらCF50において狙い通りの変化を感じられたかというと、やや狙いが外れてしまった部分があります。この点においては私の準備段階での甘さが現れた結果でした。

CF40→CF50の変化の過程が私含めやや伝わりにくかった点があり、次回の比較会の反省点として検証を重ねて参ります。

1点補足をしておくとCF50自体は、今回の個体差含めそれ自身で素晴らしいコニャックなのです。

その点においては、最初印象含め、樽違いの個体差がここまで変化があるのかという改めて良い経験になったということです。

このコニャックイベントに関しては定期的に開催していく予定でございます。

直近の確定予定としては

2023/8/13(日)神楽坂Bar Tarrow’sにて
→季節のフルーツとのペアリングに焦点を置いたイベント予定。
　Tarrow'sさんにて厳選されたフルーツとブランデーの組み合わせをお楽しみください＾＾

2023/9/3(日)小岩 Cocktail Bar Ravenさんにて
→ブランデー×様々な割り物を体験して頂けるイベントを開催予定！
　ご自身でブレンド頂ける体験型のブランデーイベントを計画中です。

詳細決まり次第また告知致しますので、お楽しみにお待ち下さい＾＾