コニャックレビュー

ビールとチューハイとコニャックな日

2018年2月21日

2018年2月某日、超自堕落的な半日を過ごしてしまった。

この日、私は休暇。妻は所用で夕方まで外出。息子は幼稚園。

・・・わひゃーい。家で一人だ~。

ということで、たまには家で一人で映画でも見てゆっくり過ごそうと思い立った私は、朝10時半からセブンイレブンで買ってきたビールとチューハイ、そして家にあるコニャックを片手に、チーズインスナック スモークサラミをつまみつつ、Amazonプライムビデオで前から観たかったかった「エンド・オブ・ホワイトハウス」と「エンド・オブ・キングダム」を観るというグータラな半日を過ごしたわけです。

まぁ・・・・たまにはいいよね。うん。許して。

ビール→チューハイ→コニャック

まずは一杯目にビール。

私はここ数年サッポロ黒ラベルにハマっており、缶ビールはこればっかり飲んでる。あんま人気ないけど。ちょうどアサヒスーパードライとキリン一番絞り中間くらいのちょうどいキレとコクがあり、程よいバランスが気に入っています。

そして片手につまむのは、これまたセブンイレブンで買ってきたチーズインスナック スモークサラミ。 実はこれが失敗だった。

パッケージと名前からして「めっちゃビールに合いそう!」と思って買ったのですが、全然そんなことはなかった・・・・。ゴメン、ちょっと美味しくない。ちょっとサラミ感が強すぎて、チーズと喧嘩している。うーん、残念。

ということで、早々におつまみを切り替え。家にあるせんべいにしました。

ビールを飲み干すとチューハイで一息。

ゆっくりと飲みながら、「エンド・オブ・ホワイトハウス」を観終わりました。この映画、意外と面白かった。

特に何も頭を使わないスカッと系映画なので、お酒を飲みながらの観賞にはもってこい。

まぁ、ダイハードのホワイトハウス版と思って頂ければよいかと。

映画2本目。そしてコニャックへ

その後は2本目の映画へ突入。

続編にあたる「エンド・オブ・キングダム」である。今度の舞台はイギリス。色々トンデモ展開満載だった。

この映画を観始めるタイミングで映画のお供をコニャックに切り替え。

ビールとチューハイを先に飲んでいたせいか、けっこう酔っぱらってしまい、「あ~、もう少し酔っぱらいたいなぁ」という衝動にかられ、なぜかこの日はめっちゃ若いコニャックを飲みたくなってしまいました。

その結果選んだのはこの2本。

  • ギィピナール ファンボアセレクション BIO
  • BRAASTAD カクテルエディション

どちらも数年前にコニャック界の大御所、鯉沼康泰氏のお宅にお邪魔した際に頂いたコニャックです。

久々に飲むこのコニャック

ギィピナール ファンボアセレクション BIO

ご存じファンボア地区のコニャックの作り手として有名なピナール家が手掛けるBIOコニャック。無農薬オーガニックコニャックです。このセレクションBIOはギィピナールのオーガニックコニャックの中でも最も若い部類に入ります。確か熟成年数としては3年と4年のブレンドだった気がします。

1年ぶりくらいに飲んだ。

BRAASTAD カクテルエディション

BRAASTAD(ブラスタッド)が出しているカクテル向けのコニャック。その名の通り、カクテルのベース等に使用されるのがメインの目的で造られたたコニャック。若い原酒を使用。おそらくこのボトルをストレートで出すバーは無い。

どちらとも普段あまり飲む事が無かったのですが、この日はこの若いコニャックがめっちゃ進む。

流石にBRAASTAD カクテルエディションのカクテルベース向けとあってストレートで飲むにはややパンチが効きすぎな感じが強く、ストレートは最初の1杯でやめてしまいましたが、家で気軽に飲む場合はジンジャエールで割ると本来の力を発揮する。(もちろんカクテル作れる準備があればそれでもよい)

勢いでこの日何杯も飲んでしまったのはギィピナール ファンボアセレクションのほうでした。

熟成感という観点ではどうしても足りない感は否めませんが、グランドシャンパーニュよりも上質!と言わしめる「プルミエファンボア」地区の自然が目の前に広がったような若々しい草木のような香りがオーガニックコニャックの手の込んだ製造過程を連想させます。

3年、4年熟成ということなので、熟成感というよりもプルミエファンボアの原酒感を味わうことができます。

余韻を楽しむというよりも、花火のようにパッと咲いてフッと消える一瞬一瞬のフローラルを楽しむといったコニャックです。

何より、映画を見ながら気楽に何杯も飲めてしまうのが良い。

2杯、3杯、4杯・・・と飲んでいくうちに、着実に酔っぱらう私。

エンドオブキングダムの終盤、正直あんまりよく覚えていない(笑

デイリーコニャックへの昇華

ビール×チューハイ×コニャック×映画という組み合わせも、素敵な(?)家飲みブランデータイムの一環として、たまにはいいですね(笑

この日を境にギィピナール ファンボアセレクション BIOの評価が私の中では変わりつつあります。抜栓してから1年以上経ったからかもしれませんが、当初このコニャックを頂いた直後に飲んだ時と印象が随分と変わりました。

今後、気軽なデイリーコニャックとしての1本に加わりそうです。

ただ、このコニャックはなかなかAmazonや楽天などのネットショップでは手に入りにくい状況にあるようですが、2018年2月現在、リカーズハセガワ楽天にてどちらも取扱い確認。

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