今回はコニャック生産者フランソワペイローが手掛けるピノー・デ・シャラント ロゼを飲んでいこうと思います。
先に結論から申し上げよう。このフランソワペイロー ピノー・デ・シャラント ロゼのベストな飲み方は
「キンキンに冷やしてピノシャラと炭酸を1:1で割る」
です。
ピノーデシャラントって何?という方はコチラ
→ピノー・デ・シャラントとは何か?ワイン?ブランデー?
フランソワペイロー ピノーデシャラント ロゼの基本情報
種類:ピノー・デ・シャラント
アルコール度数:17%
生産域:グランドシャンパーニュ
ブドウ品種:メルロー100%
熟成年数:?年
容量:750ml
購入元:ボリニジャパン株式会社
購入価格:2730円(2024年7月購入)
フランソワペイロー ピノーデシャラント ロゼの感想
フランソワペイローはコニャック以外にもいくつかピノーデシャラントを出しているが、その中でもこのロゼは私の経験的にもかなり甘口のピノーデシャラントに分類されるものだと思います。
まずはストレートで飲んでみましょう。
香り立ち
プルーン、カシス
ラズベリー
ほのかにレモンピール
ミント
青っぽい香り
味わい
はちみつ
カシス、ラズベリー、ベッコウ飴
鼻抜けの際に樽熟由来のなめし皮感がほんの少し
余韻は中程度
糖度によるものかと思いますが、かなり粘度が高い。ブドウ果汁の割合が高いのか、ピノーデシャラントの中でも相当甘めな部類。
ベストな飲み方
もちろんストレートでも十分に美味しいのですが、さすがにこの糖度の高さと粘性の高さなので2杯3杯とストレートで飲み進めていくことはやや苦しい。
ピノーデシャラントは元々甘口のデザートワインに近いのですが、ここまで甘いピノーデシャラントはやはり割るに限ります。
誰でも簡単にできる手段としてはシンプルに2つ。
氷を入れる、または炭酸で割る。
氷で割る場合
氷で割る場合は少し大口のグラスにフランソワペイロー ピノーデシャラントロゼを注いで、その中に1つ、あるいは2つほど氷を入れて少しグラスを回してスワリングしてあげる。
そうするとピノーデシャラントもキンキンに冷えてくるし、徐々に氷が解けてゆき丁度良い濃さになってきます。
キンキンに冷やすのはポイントですね。
この氷を入れる飲み方はロゼや赤に限らず、超甘口の白(ブラン)のピノーデシャラントにもおすすめです。
先日のレイモンラニョーのピノーデシャラント白(ブラン)なんかも結構甘い分類のピノーデシャラントに入ると思うので、こちらも2杯目以降は氷入れてあげるとスッとノドを通ってくれます。
参考記事
→レイモンラニョー ピノー・デ・シャラントのレビュー
炭酸で割る場合
フランソワペイロー ピノーデシャラント ロゼの場合、最もおすすめする飲み方はこれ。
ピノーデシャラント1、炭酸1くらいの半々の割合で割ってあげるとかなり丁度良い塩梅になります。炭酸の割合は好みによって調整して下さい。
イメージとしてはよりブドウ感の強いカシスソーダのような感じでしょうか。
炭酸もピノーデシャラントもしっかりと冷やした状態がベストですね。
この炭酸割りはロゼ、赤のピノーデシャラントに強くおすすめします。逆に白(ブラン)のピノーデシャラントにはそこまでおすすめできないかもしれません。
赤、ロゼの方が製法的に味わいが濃いので炭酸で割っても風味が損なわれませんが、白だとちょっと弱くなりすぎるような気がします。
「濃いピノーデシャラント(ロゼ・赤)はキンキンに冷やして炭酸で割る!」
炭酸で割るとマジでガバガバ飲んでしまうので2、3日くらいで空になってしまうかも。
これからのピノーデシャラントの新常識としましょう(笑)