コニャックレビュー

レイモンラニョー ピノー・デ・シャラントのレビュー

2024年8月24日

前回のフォルブランシュ100%ピノー・デ・シャラントに引き続き、今回もピノー・デ・シャラント。

本日はグランドシャンパーニュコニャックの生産者として有名なレイモンラニョーが手掛けるピノー・デ・シャラントです。

ピノー・デ・シャラントって何?という方は下記記事をご参照下さい。
参考記事
ピノー・デ・シャラントとは何か?ワイン?ブランデー?

レイモンラニョー ピノー・デ・シャラントの基本情報

Pineau des Charentes Raymond Ragnaudo

種類:ピノー・デ・シャラント
アルコール度数:17%
ブドウ品種:ユニブラン100%(たぶん)
熟成年数:6年
容量:750ml
購入元:大榮産業株式会社
購入価格:4719円(2024年7月購入)

早速開栓

レイモンラニョーは元々グランドシャンパーニュのコニャック生産者で、そのコニャックは紅茶のようなフローラルな香り立ちに定評があり、私も好きな生産者のひとつです。

そんなレイモンラニョーが作るピノー・デ・シャラントなのでやはり香り立ちには注目したいところですね。

香り立ち

まず真っ先に感じるのは強烈なアプリコット。

そしてリンゴ酢・・・というか何だろう、すり下ろして少し時間が経って参加したりんご・・・・のような表現が近いかもしれません。

ちょっとこの表現だとネガティブに感じるかもしれませんが、酸とリンゴ感のバランスはちょうどよいような気がします。

そのあとはバナナやはちみつといった甘い香り立ち。

ほんのりとフローラル・・スイカズラのような花感もあります。

味わい

香りで感じた酸味とは裏腹に、とても粘性のあるのど越しです。

喉にまとわりつくようなねっとりとした甘み。

味わいは香り立ちを踏襲して、アプリコットとバナナ、ほんのりリンゴ。

そして梅酒っぽさよ。

総じてピノー・デ・シャラントは梅酒っぽくなりがちなのですが、これはなかなか顕著ですね。

レイモンラニョー ピノー・デ・シャラントまとめ

個人的にはリンゴ酢という香り立ちがしっくりくるレイモンラニョーのピノー・デ・シャラント

かなりねっとりとした甘みのあるピノー・デ・シャラントなので、常温で連続して飲むのはややきつい。飲み疲れします。
しっかりと冷蔵庫で冷やして飲むのがおすすめです。ベストな飲み方は氷を1、2個入れて軽くスワリングして馴染ませて飲むの方法だと思います。そうするとピノーデシャラントもキンキンに冷えてくるし、徐々に氷が解けてゆき丁度良い濃さになってきます。

超甘口デザートワインの感覚ですね。このピノー・デ・シャラントにちょっと炭酸を混ぜて胃を刺激させ、食前酒として楽しむのもアリかなと思います。

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