カミュ(CAMUS)の特徴とラインナップとおすすめ1品

メーカー・ブランデー別おすすめブランデー特集。
今回はヘネシーやレミーマルタンと並ぶコニャックの有名ブランド「カミュ(CAMUS)」の特徴と種類、ラインナップ、おすすめの一品を見ていきましょう。

カミュ社ブランデーの特徴

カミュはフランスで1863年に創業されました。現在では最大規模を誇る家族経営のブランでーメーカーです。2015年現在でカミュファミリーは5世代目となるようです。家族経営の伝統と歴史を持ったコニャックを代表するブランドの一つですね。
※コニャックとアルマニャックの違いはコチラを参照

メインとしてる土壌は、コニャック地方で3番目によいとされている「ボルドリー」で、180ヘクタール(東京ドーム38個分)の広さを保有しています。

※コニャック地方の土壌ランクの違い詳細はコチラを参照

また2000年にカミュ初めての100%ボルドリで作られたカミュボルドリ―XOを発表し、その滑らかさと紅茶、バニラアイスの香りのような組み合わせでコニャック界から多大な賞賛を受けました。カミュXOに代表されるように、カミュのブランでーは全体的に滑らかでまろやかと感じる人が多いようです。そのため、我々日本人にとっても非常に飲みやすく、口当たりのよいブランデーという評価を得ています。

映像：カミュのブランデーができるまで

カミュのブランデーが完成されるまでのプロモーション映像があります。ブドウの収穫から蒸留→熟成→ブレンド→瓶詰めまで一連の流れが映像で楽しめます。

1. ブドウ収穫～蒸留

2. 熟成

3. ブレンド～瓶詰め

「コニャックの華　カミュの魅力」セミナーレポート

カミュ工場を見学できる？

実はカミュではフランスのコニャック地方にある実際の工場を見学することもできます。見学ツアーは5月～9月の間だけです。月～土曜日に見学可能なようです。

実際にボルドリ、グランドシャンパーニュ、ファンボアなど様々な生産域の原酒を自分でブレンドできるツアーもあります。

事前予約が必要なので、興味のある方はカミュ予約先へ連絡してみるのもよいかもしれません。

TEL：+33-5-45-327-296
email：s.perret@camus.fr

詳細はコチラのカミュ公式サイトでご確認下さい。
http://www.camus.fr/en/visit-us/camus-workshop

フランスですがカミュ工場の住所はコチラ↓
21 rue Cagouillet BP19 - 16100 Cognac

Googleストリートビューで見たところの概観はこんな感じ。

カミュブランデーラインナップ

通常ラインナップ

※下に行くほどランクが高くなります。

↓その他・プレミアムラインナップ

おすすめの一品：カミュXOエレガンス

香り：★★★★★
味わい：★★★★☆
ボトル：★★★★☆
コスパ：★★★★☆
原産地：フランス　コニャック
ネット通販価格：8,000円～1万円くらい

カミュのコニャックラインナップの中で最も親しみやすい代表的なコニャックはこのカミュXOエレガンスでしょう。
カミュの特徴で紅茶のような香りと、まろやかな口当たりはヘネシーやレミーマルタンよりも優しく、日本人の口によく合います。XOクラスですが、価格的にも大変コスパの良いコニャックでしょう。カミュ入門はこのXOエレガンスで間違いないと思います。飲み頃の適温はボルドリー地方の平均温度である17℃～20℃です。