家に置いてあるコニャックはすぐに飲んでしまうので、ボトルのストックが寂しい感じになってきました。ということで、新しいコニャックを補充。
今回購入したのは、ジャンフィユー(Jean Fillioux)の新作「CF20」「CF25」「CF30」の3本です。
前回のジャンフィユーNo.1からジャンフィユー熱が冷めないうちに揃えましたので、そのレビューを行っていきます。このCF20、CF25、CF30とは果たして・・・
ジャンフィユー当主の自信作
こちらの特集にも書いている通り、ジャンフィユー(Jean Fillioux)はグランドシャンパーニュ産のコニャックとして非常に有力かつ高品位なコニャックを提供してくれるプロプリエテールです。
特に、ジャンフィユー トレヴィユーなどはグランドシャンパーニュ産平均熟成25年のXOクラスであるにもかかわらず、2018年3月現在も1万円以下という非常にリーズナブルな価格で手に入るため、初心者向けのコニャックとしても大変おすすめできる1本です。
そして、今回のこのボトル、CF20とCF25とCF30はこれまで通常ラインナップにはなかったボトルです。何と、それぞれジャン・フィユーの現在のストックより、日本で唯一のコニャック・エデュケーターである鯉沼氏が選んだ逸品との事。これは見逃せない。
ちなみに、商品名についている「CF」は、ジャンフィユー現当主のChristophe Fillioux(クリストフ・フィユー)氏のイニシャルを取って付けたとのことです。 後ろの数字は最低熟成年数を表します。
ジャンフィユーCF20
→最低熟成20年(アルコール43度)
ジャンフィユーCF25
→最低熟成25年(アルコール44度)
ジャンフィユーCF30
→最低熟成30年(アルコール46度)
まさに「年数別の飲み比べをして下さい」と言われているようなラインナップです(笑
そして商品名にCF(=Christophe Fillioux)のイニシャルを付けるあたり、相当の自信が伺えますね。さらに、あの鯉沼氏が選んだボトルとあれば、これは飲まないわけにはいきません。
ちなみに、容量は全部500mlです。「この熟成年数のコニャックでこの値段だとめっちゃ安いじゃん!」と思いましたが、一般的なボトル(700ml)より200ml少ないので要注意。ボトルサイズも少し小さめです。
ボトルを見てみる
では、それぞれのボトルの様子をクローズアップ。
CF20→25→30となるにつれて色は濃くなると想像していましたが、一番濃い色に仕上がっているのは真ん中のCF25のボトルでした。樽によるタンニンの量の違いなのか、これは意外や意外。(写真の光量は同じにしています)
表ラベルは上下の色が違います。
CF20→青
CF25→黄色
CF30→赤
写真だといまいち分かりにくいですが、ラベルはペラペラのシールではなく、かなり細かいエンボスが施してあり、布のような質感です。高級感があります。
↓クリックで拡大↓
そしてそれぞれのラベルには Selected by Christophe Filliouxの文字と、CF20~30の表記。違いはこれくらいです。
裏ラベルはこんな感じ。全部共通です。輸入元は鯉沼氏の奥様が代表を務めるNOZOMI株式会社です。ギィピナールやドゥピュイ、シャトーボーロンと同じですね。
外箱は付いていません。ボトルのままです。
いつまで在庫があるかは分からない
このCF20、CF25、CF30はジャンフィユーの通常ラインナップと異なり、現存ストックからセレクトされた数量限定なので、恐らく現在流通している分が無くなり次第、販売終了となりそうです。
恐らくNOZOMI株式会社が卸している店舗でしか入手できないので、購入できる店が限られています。
ネット通販だと、リカーズハセガワさんで販売確認が取れています。(2018年3月現在)
Amazonには今のところ無かったなぁ・・・。
お早めにどうぞ。
さて、今回はこの辺にして、抜栓後のレビューは3本まとめて次回記事に書きたいと思います。お楽しみにお待ち下さいませ~。
2018/4/7記事追加
実際に飲んだレビュー記事をUPしました。
→ジャン・フィユー CF20、CF25、CF30のレビュー第2弾