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ハンガリーのフルーツブランデー「パーリンカ」と神楽坂の騎士

2020年3月21日

すこし前の話になりますが、昨年東京の神楽坂にオープンした「パーリンカ」専門バーにお邪魔してきましたのでその時の話を。

・・・え、パーリンカって何??

ですよね。

後ほど少し細かく書きますが、タイトルにもある通りパーリンカとはハンガリーで作られるフルーツブランデーの総称でございます。

そして私がお邪魔したのは東京神楽坂にオープンした日本唯一のパーリンカ専門バー、その名も・・・

Bar Pálinka (バー パーリンカ)

である。

直球ダイレクトなネーミングだ!!

パーリンカってなんぞ?

かくいう私もパーリンカに関しては「ハンガリーのフルーツブランデー」程度の知識しかなく、ほとんど無知に等しい状態でこのお店に伺いました。

もちろん色々と細かい定義はあるのですが、大きくパーリンカの規定を書くと

1.ハンガリー国内で栽培された果物を原料とする

2.ハンガリー国内で蒸留・瓶詰される

3.アルコール度数が精留時は 86% 以下で瓶詰時は 37.5% 以上とする

といった条件だそうです。

もちろんフルーツブランデーなので、リンゴが原料のパーリンカもあれば、洋ナシや杏、チェリー、プラムなど様々な果物がパーリンカの原料として蒸留されます。

使われる果物によって香味が違い、楽しみが広がります。

樽熟成させるタイプもありますが、基本的には無色透明の非樽熟成のものが多いです。

神楽坂の騎士、松沢さん

さて、そんな中々お目にかかる機会もないハンガリーのフルーツブランデー専門店の店主を務めるのは松沢 健さん。

新宿の有名バー「ベンフィディック」で修業し、姉妹店の「B&F」で店長を務めた後、独立しこのパーリンカをオープン。

バーに置いてあるパーリンカも松沢さんが直接ハンガリーから直接買ってきたもの。厳選のボトル達です。

あまりのパーリンカ愛にハンガリー政府公認のパーリンカの騎士団にも選ばれたという、まさにパーリンカのために生まれてきたといっても過言ではないのかもしれない。

↓松沢さん↓

ハリー・〇ッター・・・・?

いや、失礼。そうではなく、これ騎士団の正装です。

バーでの服装も初見のインパクトがすごいのですが、この騎士団の正装でお出迎えして下さいます。

(当初はずっと着る予定なかったけど引くに引けなくなったとか・・・(笑)

そんな変わった経歴を持つパーリンカ店主の松沢さんですが、店の内装のこだわりもすごかった。

パーリンカの小宇宙

まず驚かされるのがバックバー。

普通のバーであればバックにはボトルがずらりと並んでいるのですが、バーパーリンカのバックバーはこんな感じ!

パーリンカがハンガリーの小宇宙の中で花開いているようです。

ちなみにこのバックバーのパネルは一枚一枚デザインが異なり、全てオリジナルで作ったものだそう。

(・・・掃除が大変そうだ!!)

椅子は少し変わった透明な椅子。

この透明な椅子も、パーリンカの透明感を表現するためのもの。

パーリンカ以外のお酒もあるよ

パーリンカ専門店ということで、パーリンカしか置いていない印象ですが、ちゃんと普通のお酒もある。

それらはカウンター側の棚に隠れています。

普通のお酒・・・といっても普通じゃないのかもしれません。

パーリンカ以外のお酒のコダワリも強く、後ろの棚には好きな人にはたまらない数々の蒸留酒、リキュールのオールドボトルが続々と顔をのぞかせます。

パーリンカいただきます

ということで、さっそくパーリンカを頂きます。

私が最初に頂いたのはプラム系のパーリンカ。(だったと思う)

そして非樽熟成タイプと樽熟成タイプの飲み比べ。

度数は60度前後あるので、結構強め。ストレートでいただきます。

コニャックやカルヴァドスとは違い、個人的には樽熟成をさせないクリアなパーリンカの方がフルーツそのものの香味を楽しむことができました。樽感が邪魔しない。

そして絶品のサイドカー。

パーリンカを使ったサイドカーも興味深かったのですが、今回は普通のサイドカーを。

カクテルの腕も折り紙付きだ。

ということで、この日は4杯ほどのパーリンカとカクテルを楽しませて頂きました。

パーリンカストレートでも楽しめますが、カクテルにした時に可能性の広がりを感じるお酒です。コストバランスもあると思いますが。

ハンガリーの事や、パーリンカの事も沢山教えて頂き、私の知らないことだらけでとても学びの多い1時間半でした。後半だいぶ酔っぱらって記憶が曖昧だ・・・。

まだまだ知らないことだらけパーリンカ

パーリンカはじめ「果物を蒸留したお酒」という広義でのブランデーというのはまだまだ私の知らないことばかりです。パーリンカのボトルなんて買う機会なかなか無いし。というか売ってないし。

「他のフルーツブランデーと比べてどう違うのか?」

・・・正直まだよく見出せていない部分があるのですが、それはまだ私の経験値が浅すぎるからかもしれない。これからいろいろ経験して見つけて参ります。

こういった〇〇専門バーというはお酒の知見を広めるのにとても良い機会を与えて頂きます。

そういったお店をやっていく一番の原動力はやはりオーナーの情熱・探求心が強く影響することでしょう。

今後パーリンカ、および Bar Pálinkaがどのような進化を遂げ私達に新たな楽しみ方を提供してくれるのか期待しながらまた近々訪れてみようと思います。

にしてもやはり神楽坂と銀座はBarの魔境だ・・・

Bar Pálinka
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