ブランデー知識【中級編】

キュヴェ(Cuvee)とはどういう意味か?

2016年6月10日

ワインやブランデーの用語でたまに出てくる「キュヴェ(Cuvee)」(キュベとも表記する)について解説します。果たしてキュヴェの意味とは何なのでしょう?

ブランデー・コニャックでは「カミュ キュヴェ」や「ヘネシー キュヴェ 」など、ブランド名の後につくことが多い「キュヴェ(キュベ)」。
ブランデーに限らずワインでも「キュヴェ(キュベ)」と表記されるものも多くありますね。一般的にはワインの方がよく見かけるかもしれません。

意味は・・・独自に選別し樽詰/瓶詰したもの

ワインやブランデーにおいてキュヴェ(Cuvee)は元々フランス語で、発酵槽を意味する「キューヴ(cuve)」から派生した言葉です。そしてキュヴェは現在次のような意味合いで使用れています。

  • 発酵槽の中のワイン・ブランデーという意味。
  • 特別なロットのワイン・ブランデーという意味
  • 生産者や販売者が、独自に選別し樽詰/瓶詰したワイン・ブランデーのこと
  • ある一つの醸造桶から造られるワイン・ブランデーのこと
  • 同じ性格のワイン・ブランデー
  • 生産者が製品化する際に単に名前につけるだけ

このように様々な意味合いがありますが、最も一般的な意味としては3つ目の
生産者や販売者が、独自に選別し樽詰/瓶詰したワイン・ブランデーのこと」でしょう。

特にブランデー(コニャック)においては、各ブランドのマスターブレンダーがあらゆる樽から厳選して原酒をブレンドした最高のブランデーという意味合いが強く、高級、特別なブランデーに「キュヴェ(キュベ)」とつけられる事が多いです。

ただし、キュヴェという言葉自体は「VSOP」や「XO」といった熟成年数による明確な規定は存在せず、キュヴェの表記を使用するかどうかは生産者の自由です。

参考:XOやVSOPの定義についてはコチラ

ブランデーでのキュヴェは?

キュヴェという表記はありませんが、その時期限定で各メーカーのブレンダーが様々な熟成樽から厳選したブレンドし商品化されたブランデーは多くもちろん多く存在します。レミーマルタン ルイ13世や、プロプリエテールで有名なポールジローなども、その時々でブレンドする樽を厳選してボトル詰めされます。

しかし、一般的に「キュヴェ(キュベ)」と表記されるコニャックは限定◯◯本や、期間限定販売品であることが多いようです。

レミーマルタンの場合、普通のレミーマルタン ルイ13世 は数量限定ではありませんが、ミーマルタン ルイ13世ブラックパールは世界限定786本です。

またコチラで紹介している「レミーマルタンリミテッドエディション Carte Blanche n°1」はレミーマルタンの新しいセラーマスターであるBaptiste Loiseau氏が独自にブレンドした定コニャックで、7,000本の限定生産です。ういったコニャックは表記こそ違うものの、「キュヴェである」と言う事が出来ると思います。

ちなみに、コニャックの中で「キュヴェ(キュベ)」と表記がある最も高価なコニャックの一つはコチラのページでも紹介している「カミュ キュヴェ」でしょう。

まとめ:「キュヴェ」とは?

フランス語で「発酵槽を意味するキューヴ(cuve)」から派生した言葉。

様々な意味合いがあるが、最も一般的な意味としては

生産者や販売者が、独自に選別し樽詰/瓶詰したワイン・ブランデーのこと

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