フルーツブランデーの漬け込みを行うには専用の容器が必要です。
何を使うのでしょうか?
それは密封ビンです。
フルーツブランデーの香りと風味を閉じ込めておくには必ず必要なものです。フタ部分はシリコンパッキンとワイヤー製の留め具でしっかりと閉じておく必要があります。これによりフルーツとブランデーの香りをしっかり閉じ込めておくことができます。
おすすめの密封ビンは?
私がよく使用しているのは「ル・パルフェ」のボーカルジャー密封ビン です。1935年にフランスで創業され、それ以来密封ビン業界をリードしてきています。
またロゴや丸みを帯びた可愛いデザインが特徴的です。ビン同士の重ね置きもできるので、狭い収納スペースにも入りやすく、保管しやすいのが嬉しいですね。
適切な密封ビンのサイズは?
密封ビンにも様々なサイズがあります。
250ml、500ml、750ml、1000ml・・・
フルーツブランデーを作るのにピッタリなサイズはずばり500mlです。
フルーツブランデーは果肉を入れるため、普通のブランデーより日持ちがしません。1週間~2週間で飲み切ってしまえる量が適量なのです。250mlでは小さすぎて、750ml以上は大きすぎます。
お気に入りのフルーツブランデーを沢山作って沢山飲む場合は750mlでもいいかもしれませんが、まずは500mlの密封ビンからスタートしてみましょう。
※フルーツブランデーで脱気はできない?
脱気とは・・・
食品とフタの間に残る空気を減らし真空状態にするために行います。ビンを加熱することによりビンの中に残った空気を膨張させ、内部の圧力が上昇すると内部の空気が外部に逃げていきます。
ル・パルフェの密封ビンは脱気対応ですが、脱気は加熱を必要とするためフルーツブランデーでは使えません。(アルコールが揮発してしまうため)
脱気はしなくとも、1~2週間ほどフルーツブランデーの漬け置きであれば十分に密封ビンの効果を発揮できるので問題はありません。