メーカー・ブランデー別おすすめブランデー特集。 今回はヘネシーやカミュと並ぶコニャックの大手ブランド「マーテル(Martell)」の特徴と種類、ラインナップ、おすすめの一品を見ていきましょう。
マーテル社ブランデーの特徴
マーテルはフランスコニャック地方にあるメーカーです。大手コニャックメーカーにおいて最も古い歴史を持つメーカーとなります。
1715年にマーテル氏がコニャックで最高のブランデーを作ろうと創立したこのブランデーメーカーも300周年となります。マーテル・コルドン・ブルー、マーテルシャンテルーなどのコニャックが有名です。 ロゴは燕を模したゴールデンスワロー。有名なコルドンブルーは「最も栄誉ある者に送られる青いリボン」を意味し、世界から高い評価を受けています。
マーテル公式サイトはコチラ
マーテルの工場を見学できる?
マーテルもカミュ同様自社工場を見学することができます。約1時間半のツアーを体験して、マーテルのコニャックを楽しむことができます。
フランスまで足を運ぶ必要がありますが(笑)もし興味のある方は、コチラの公式ページから予約が可能ですので、詳細をご確認下さい。
マーテルブランデーラインナップ
マーテルのブランデーラインナップは現在市場で手に入るもので25種類以上あります。その中でも日本に多く流通しているものをメインに紹介したいと思います。※下に行くほどランクと熟成年数が高くなります。
通常ラインナップ
その他・プレミアムラインナップ
日本では流通してなかったり、希少性が高かったり、超高級だったりのラインナップ
- マーテル コルドンブルー300周年記念
- マーテル CARACTERE
- マーテル DSITINCTION
- マーテル NOBLIGE
- マーテル COHIBA
- マーテル MILLESIMES(1971・1972)
- マーテル LA FRENCH TOUCH
- マーテル XO TRICENTENAIRE
- マーテル ASSEMBLAGE 3 MILLESIMES
- マーテル PREMIER VOYAGE
- マーテル Collection Gobelet Royal Cognac(約23万円)
- L'OR DE JEAN MARTELL(約46万円)
おすすめの一品:マーテル コルドンブルー
- 香り :★★★★☆
- 味わい:★★★★☆
- ボトル:★★★☆☆
- コスパ:★★★★☆
- 原産地:フランス コニャック
- ネット通販価格:12,000円~14,000円くらい
マーテルと言えばマーテル コルドンブルーです。
初めてマーテルを楽しむ方に最もおすすめしたい一品ですね。
↓マーテルコルドンブルーのプロモーション映像↓
1912年に登場したこのコニャックは100年以上世界トップクラスのステータスを維持してきました。コニャック地方では最も小さく希少価値の高い土壌である「ボルドリ」地方のブドウをメインとしています。ブレンドには何十種類もの原酒が使用されており、柔らかな口当たりが特徴的です。
→コニャックの土壌についての詳細はコチラを参照
コルドンブルー(CORDON BLUE)とはフランスで名誉ある騎士団に送られた栄誉ある青いリボンの勲章の事を指します。
是非最初のマーテルはコルドンブルーでお楽しみ下さい。
Amazonや楽天など、一般的な通販サイトで比較的お買い得に購入可能です。
ちなみに300周年限定のコルドンブルー300周年リミテッドエディションが限定発売されています。こちらはボトルデザインが300周年記念モデルとなっています(ボトルがスリムになり、ラベルが300年前のラベルの趣を反映)。
また、ブレンドに関しても通常のコルドンブルーとは異なるブレンドがされており、コルドンブルーが世に出た当初の味を再現すべく、セラーマスターのブノワ・フィル氏が100種類あまり原酒を厳選してブレンドしているそうです。また、熟成過程でも樹齢300年のオーク材を使用した樽で寝かせられているとのこと。
私も飲み比べてみましたが、ノーマルのコルドンブルーよりもやや柔らかく雑味が無い印象です。逆に言うとノーマルのコルドンブルーの方が味が濃いです。
なお、2015年5月に開催されたマーテル300周年記念パーティーの様子はコチラのサイト(英文)を見ると雰囲気が伝わるかもしれません。
飲み慣れた方にはマーテルXO
コルドンブルーを飲んだことがあり、別のマーテルを楽しみたいという方には次のステップとしてマーテルXO がおすすめです。