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【XO・ナポレオン編】ランク別おすすめブランデー

2015年7月8日

ランク別おすすめブランデー特集。

今回はブランデーの熟成年数で最高ランクに規定されるXOとナポレオンクラスについておすすめのブランデーを紹介します。
XOやナポレオンはリーデルが専用のグラスを作っていたり、物によっては数十万もするものもありますが、その価値に見合うだけの風味とまろやかさを持ったランクのブランデーです。

そもそもXO・ナポレオンの意味って何??

ナポレオンやXOというのはどういう意味でしょうか。XO、ナポレオンはブランデーのブランドや銘柄ではなくブランデーの熟成年数によってっ決められた等級です。

スリースター → VO → VSOP → ナポレオン → XO
という順に等級が高くなります。(詳しくはコチラを参照)

また厳密にこれらのランクはコニャックとアルマニャックにのみ当てはまります。簡単に言うとコニャックはフランスのコニャック地方で作られたブランデー。アルマニャックはフランスのアルマニャック地方で作られたブランデーです。なので、実は国産のブランデー(サントリーXOなど)はこの基準からは外れます。

→コニャック・アルマニャックの違いについての詳細はコチラのページを参照

ちなみにブランデーのランクに「ナポレオン」という名前がなぜ付いたかには諸説あります。一説ではフランスの皇帝ナポレオンの長男が1811年に誕生して、その年のブドウがかなり豊作であったことから、その年のブランデーに「ナポレオン」と名付けたのが始まりとされている説が有力です。

XO・ナポレオンの熟成年数は?

コニャック、アルマニャックではブランデーの熟成年数を「コント」で表します。蒸留されたブランデーが樽に入って1年目はコント0。樽に入って2年目はコント1。3年目はコント2・・・と増えていきます。コニャックにおいてはコント10以上(熟成10年目以上)の熟成年数を経たブランデーがXO・ナポレオンクラスとなります。アルマニャックはコント5以上です。

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注意ポイント

重要メモ!!
※2018年4月1日からコニャックにおけるXOの熟成年数基準が変更されます。2018年4月1日以降に出荷されるコニャックXOの最低熟成年数は10年目以降(コント10以上)となります。それにより、コント数はコント10まで基準が設けられます。(フランス全国コニャック事務局発表の原文はコチラ)
2005年に決定したこの新基準は、元々は2016年4月に実施される予定でしたが、各メーカーに新基準適用のバッファを設ける為、2011年の修正案により2年延期され2018年4月1日実施に変更されました。ちなみに「ナポレオン」はそのままコント6以上です。それにより、これまでほぼ同等だったXOとナポレオンですが、XOの方が大幅に熟成年数基準が上回ることになります。
2018年4月以降もコニャックのXOはコント6と解説している他サイトや記事があった場合、それは古い情報ですのでご注意下さい。
----重要メモここまで--------

ナポレオンとXOはほぼ同等の熟成年数とされていましたが、実際にはナポレオンよりもXOの方が熟成年数が高い場合がほとんどです。(つまりナポレオンよりXOのほうがランクが上)

コチラのページに詳しく解説していますが、製品としてのブランデーは色々な樽から様々な熟成年数のブランデーがブレンドされています。ブレンドされたブランデーの中で最も若い熟成年数を基準にしてXOやランクが決められます。
コニャックの場合はブレンドされているブランデーで最も熟成年数が低いブランデーがコント6(2018年4月1日からはコント10に基準変更)であればXOと名乗ることが出来ます。一般的にはXOクラスの平均熟成年数は約20年程となっています。

XO以上のランクには厳密な基準が設けられておらず、メーカーによって独自でランクが決められます。なので熟成年数が15年であっても30年であってもXOやナポレオンと呼ぶ場合があります。

→XO・ナポレオン等の等級の意味や違いについてはコチラのページに超詳しく書いているのでそちらをご参照ください。

有名どころXO・ナポレオンの代表格ブランデー

XO・ナポレオンクラスといっても熟成年数の幅が大きすぎるので、ここでは「どれから手をつけていいか分からない」という方のためにナポレオン・XOクラスを代表する有名ブランデーを紹介します。価格的にもお手頃だと思います。

おすすめ5位:レミーマルタンXO

レミーマルタンの中で、最もコスパよく優雅なひと時を楽しめるおすすめ定番ブランデーは「レミーマルタンXOエクセレンス 」です。 1人で至福のブランデータイムを楽しみたいが、VSOPはランク的にちょっと低すぎ・・・・ルイ13世にはちょっと手が出ない。。。という方には断然XOエクセレンスがおすすめです。レミーマルタン独特のちょっとスパイシーな風味が特徴的です。

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→【参考】レミーマルタン特集はコチラ

おすすめ4位:クルボアジェXO

XOクラスで最もコストパフォーマンスよく手に入るのがクルボアジェXOです。Amazonからの並行輸入品でかなり安く手に入ります。
ボトルも美しく、家でブランデータイムを楽しむにはもってこいのコニャックであるため、当サイトのおすすめブランデー総合ランキング第3位にもこのクルボアジェXO がランクインしています。

おすすめ3位:ヘネシーXO

コニャックの王道、ヘネシーより、ヘネシーXOがおすすめ第4位としてランクインです。
「最もヘネシーっぽいヘネシー」という表現がお似合いでしょうか。1万円以下のおすすめブランデーで紹介したヘネシーVSOPよりもしっかりとした味わいで、少しスパイシーな風味があります。

当サイトの3万円以下おすすめブランデーランキング第4位にもこのヘネシーXO がランクインしています。
またヘネシーブランデーの特集ページも併せてご参照頂けるとより深くヘネシーの事が楽しめるかと思います。

→【参考】ヘネシーの特集はコチラ

→【参考】3万円以下おすすめブランデー第4位

→【参考】ブランデー総合ランキングはコチラ

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おすすめ2位:カミュXOエレガンス

XOの中でも紅茶のような香りと優しい口当たりが特徴的です。日本人の口によく合うXOだと思います。カミュのブランデーを初めて飲むであればこのカミュXOエレガンス がおすすめです。

→【参考】カミュブランデーの特集はコチラ

カミュ XOエレガンス [ ブランデー 700ml ]

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おすすめ1位:ポールジロー ヘリテージ 50年

ほんと当サイトはポールジローが大好きですね。。。文句なしのおすすめ第1位はポールジローヘリテージ50年です。当サイトのおすすめブランデー総合ランキング第1位にも輝いています。
50年となると、XOやナポレオンの枠を超えてHors d'âge(オール・ダージュ)の領域ですが、やはりどうしても圧倒的おすすめブランデーなのでここに掲載させて下さい。

フランスコニャック地方のジロー家が全てハンドメイドで作り上げている芸術的コニャックです。圧倒的存在感のこのポールジローヘリテージ を口にするとブランデーの世界観が変わります。
当サイトでもポールジロー特集は多く取り上げているので、そちらも併せてご覧ください。

→【参考】ポールジロー特集はコチラ

→【参考】3万円おすすめブランデー第1位

→【参考】ブランデー総合ランキング第1位

あくまでも代表格

こちらで紹介したものはあくまでもナポレオン・XOクラスの代表格となる有名ブランドのブランデーです。本当に美味しいブランデーとはまた別物かもしれませんが「XOクラスのブランデーってどんなの?」という疑問にはちょうどよい回答となるかと思います。

ポールジロー エリテージ(ヘリテージ) 40度 700ml

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