今回はほとんど勢いでやってみた企画である。
ブランデーと近所のスーパー・コンビニで手に入る炭酸飲料をつかってベストな組み合わせを発見してみようじゃありませんか!
炭酸系なら何でもOKというモットーのもと、自宅で気軽にできるブランデーハイボール?の組み合わせを試してみよう。
2020年4月下旬、新型コロナウィルスの影響により外出自粛を余儀なくされ私にももってこいの組み合わせである。
ブランデーはレミーマルタンVSOP
今回の飲み比べに用に新たに購入したブランデーはレミーマルタンVSOP。
レミーマルタンはブランデーの王道、「コニャック」を代表するブランドです。
あれ?いつものレミーマルタンVSOPとパッケージが違う?
そう、今回たまたま見つけたのは、通常のレミーマルタンVSOPと同じくらいで入手可能なレミーマルタンVSOP+グラス2脚セット!!
(2020/4/26在庫切れになってしまった!)
これはお買い得。
フツーのロックグラスにレミーマルタンのシンボルでもある「セントー」が刻まれたグラスです。ちょっと嬉しい!!
今回は私はAmaoznで購入しましたが、中身は通常のレミーマルタンVSOPと同じです。
通常のレミーマルタンVSOPは少しお酒の取り扱いが豊富なスーパーだったり、一般的な酒屋さんであれば置いてある可能性が高いので是非手に取ってみて下さい。
え、ちょっと高いかも・・・?
そんな方にはコチラもおすすめ。
近くのコンビニやスーパーで取り扱いがある可能性の高いブランデー。
コニャックではありませんが、コニャックとかよくわかんないし「ブランデー×炭酸飲料」をやってみたいけど、もう少し手軽に価格を抑たい・・・という方には十分にお楽しみ頂けるブランデーです。
用意した炭酸飲料は6種類
今回用意した炭酸飲料は6種類!
条件としてはどれも近所のスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで手に入りやすいものです。
左から順に
- ウィルキンソン 炭酸水
- カナダドライ ジンジャーエール
- ウィルキンソン グレープフルーツ炭酸水
- コカ・コーラ
- ファンタ グレープ
- リアルゴールド
です!!
ブランデーとの組み合わせで、1~3はなんとなく飲んだことありますが、4~6は私も若干未知の領域。
果たしてどのような結果になるのでしょうか・・・?
私の独断と偏見によるレビューを行って参ります。
比率は1対3?1対4?または1対2?
通常ウイスキーなどで推奨されているハイボールの比率としては1対3(ウイスキー1:ソーダ3)または1対4が基本となります。
今回のブランデーハイボールもその流れに沿ってひとまずブランデー1、炭酸飲料3の割合で進めて参りたいと思います。
ただし、後述するように割りものの種類だったり、個人の好みだったりで割合は変わるであくまでも参考値として考えて下さい。最終的に比率は各個人の好みです。
①ブランデー×ウィルキンソン炭酸水
まずはシンプルにブランデー レミーマルタンVSOPと炭酸水で割ってみる。
比率はレミーマルタンVSOP1:炭酸水3
単純な炭酸水だと、若干エグみが強い。
ここはウイスキーの炭酸水割との大きな違いで、ブドウを原料して樽で熟成させる多くのブランデーの場合、タンニンの影響が大きい。基本的にタンニンは水と混ざると独特のエグみを発生させるため、何もフレーバーが付いていない炭酸水で割った場合にはややその傾向が顕著にでます。
ブランデーの香りを花開かせるため、少しの水で割ることはあるのですが、ハイボールとして楽しむ場合個人的には炭酸水割はちょっと苦手かもしれません。
②ブランデー×カナダドライ ジンジャーエール
このブランデー・・・というかコニャック×ジンジャーエールの組み合わせはもはや鉄板。
これで「う・・・マズい」感じになることほとんどない間違いない組み合わせ。最もおすすめできるブランデーハイボールの一つ。
今回試したカナダドライジンジャーエールはかなり甘めもジンジャーエールです。(なぜなら近所のスーパーにはこれしか売ってなかった!)
人によってはジンジャーエールの甘みが支配的になってしまい、ブランデーの風味を楽しめないという人もいるかもしれません。
もう少し辛口のジンジャーエールであればウィルキンソン ドライジンジャエールなどがおすすめです。
③ブランデー×ウィルキンソン グレープフルーツ炭酸水
本当はトニックウォーターで試したかったのですが、近所のスーパーにトニックウォーターが売ってなかったので、近くのドラッグストアで売っていたウィルキンソンのグレープフルーツ炭酸水で代用。
が
これもややレミーマルタンVSOPとは相性が悪い気がします。①にプラスしてグレープフルーツの柑橘系独特の癖のあるフレーバーがやや主張しすぎ。
これは今回レミーマルタンVSOPを使ったからかもしれません。他にリンゴ・洋ナシを原料としたポワール ウィリアムとかだったらまた別の話。
④ブランデー×コカ・コーラ
さてここからは若干チャレンジングな組み合わせ。
しかしラム×コーラ=キューバリブレのように、コーラを使ったお酒は比較的メジャーだ!
ということでこれも試してみます。
結果・・・
うん、いいんじゃない?
これはもう少しブランデーの割合を多くして、ブランデーとコーラ1対1で作ってみるのもいいかもしんない。
ラム酒ベースで作るキューバリブレと比べると少し苦味が増す感じで、辛党の人や、少し渋いブランデーハイボールが好きな人には大変合う組み合わせだと思います。
そういった意味では万人に受け入れられるラム酒ベースのキューバリブレは有名なだけあって超えられない壁。キューバリブレはやっぱ凄いカクテルだ。
⑤ブランデー×ファンタ グレープ
同じブドウ系だから合うはず!!!
と思っていましたが、予想以上に合わなかった・・・。
やはり人工的なブドウとは相性が悪いのか?
ブランデー1、ファンタグレープ3で飲むとどちらもケンカするし、ファンタの割合を多くするとそれはもはやファンタに不純物が混じったような感じになり、「もうこれファンタでよくね?」ってなる。
うーん、これはファンタグレープ単体で飲むのが正義かもしんない。
⑥ブランデー×リアルゴールド
ハハハッ・・・
優勝!!!(笑)
うますぎ。
え、マジで?
こんなにブランデーとリアルゴールド相性いいの ??
と目が飛び出るくらいビックリしたのがこの組み合わせ。
めちゃめちゃ合う。
リアルゴールドの甘みと酸味、そしてレミーマルタンVSOPのコニャックの風味が見事にマッチング!
そうか、私が求めていたのはこれだったのか・・・。と言わしめる程絶妙なバランス(笑)
これで決まりやん。
ただ、ブランデー1、リアルゴールド3だとややリアルゴールドが支配的になってしまうので、お酒強い人はブランデーとリアルゴールド半々くらの割合でも良いかもしれない。
実際は私はそうで、途中で「追いコニャック」をしてしまった。
私個人的にはブランデー50%、リアルゴールド50%がちょうど良い。
エナジードリンク最強?
結論から言うと、今回の飲み比べではレミーマルタンVSOP×リアルゴールドの組み合わせが一番感動してしまった。
もうこれは私の中では鉄板のブランデーハイボールである(笑)
唯一ネックがあるとすれば、リアルゴールドはやや割高であること。
そんな場合も心配はない。世の中には「リアルゴールドっぽい」エナジードリンクは溢れるほど存在します。
自動販売機やコンビニで買うとリアルゴールド1本(190ml)で約140円前後ですが、例えばこちらのDyDoの「エナジージムストロング」であれば250mlで120円!!!
だいぶ割安ですが、味的にはほぼリアルゴールドである(笑)↓
モンスターエナジードリンクやレッドブル辺りになるとさすがにエナジードリンクの風味に完全にブランデーの風味が敗北してしまいますが「リアルゴールドっぽい」やつであれば結構何でもイケます。
まとめ:色々試してみるのが最高に面白い!
ということで、今回の圧倒的な優勝は、
ブランデー「レミーマルタンVSOP」×リアルゴールド!!!!
(おすすめ比率はブランデー1:リアルゴールド3またはブランデー5:リアルゴールド5)
いや、マジで最強ですわコレ。
最強のエナジードリンク。
ブランデー飲んだことない人でも気軽に「これ、飲んでみ?」と出せる組み合わせ。
一回ダマされたと思って飲んでみて下さい。
厳密にいうと、レミーマルタンVSOPは比較的タンニンの強いコニャックであるのでエグみが強くなるので、タンニンの少ない「ブラスタッドカクテルエディション」などもおすすめなのですが、その辺のスーパーや酒屋にはまず売ってないのが難点。
そういった理由で今回のレミーマルタンVSOPやヘネシーVSあたりはちょっとお酒の取り扱いの多いスーパーでは売っていますし、Amazonや楽天ではお手軽に手に入るのでおすすめです。
こんな組み合わせおススメしたらバーテンダーの方々からは猛ツッコミが入るかもしれませんが、ブランデー×リアルゴールドなんてその辺のオーセンティックバーではまず出てきませんからね!リアルゴールドを常備しているバーがあったら教えて頂きたいくらいです。
そういった意味では自宅でしか味わうことのできない、超レアなブランデー×炭酸飲料のカクテルですね(笑)
この組み合わせはあくまでも私の個人的な嗜好ですが、人の好みはそれぞれですので皆様ご自由に色々試してみるのが良いと思います。
コニャックはじめ「ブランデー」と聞くと何だかカタいイメージもしますが、何でも自由に組み合わせを楽しめる自由なお酒です。
是非自分のベストなブランデーハイボールを見つけてみて下さい!