ブランデーの特徴として、ブランデーボトルの美しさがあります。
特に高級なブランデーになればなるほどボトルへのこだわりが顕著です。
例として、レミーマルタンのルイ13世は20万円以上する高級ブランデーですが、その高さの理由の一つがバカラのブランデーボトルです。
ブランデーボトルにはボトルそのものに価値があり、そのボトルを鑑賞しながらブランデーを味わうことで、「今このブランデーを飲んでいるんだ・・・」というブランデーに対する帰属意識を高めてくれるような効果があります。
それにより、このブランデーを飲んでいる自分というアイデンティティーが確立され、より自分と向き合うことができる至福のブランデータイムを過ごすことができるのです。
これは何もルイ13世のような高級ブランデーを飲む場合に限りません。
3000円のブランデーでも3万円のブランデーでも30万円のブランデーでも同じことが言えます。
値段やボトルの種類に関わらず、「自分の好きな」ブランデーを飲んで、そのブランデーが自分を表していることを感じる事が重要なのです。
そのためにブランデーを飲んでいる時にボトルを横に置きながら飲むことはとても効果的な演出方法であり、ブランデーを楽しむ重要な要素であると考えています。
ボトルはテーブルの上に置く
もちろんブランデーを飲む時のボトルを置く場所は目に見える位置に置きましょう。
床の上や棚の中に置いてはせっかくのボトルが勿体ないです。
ラベルが見えるように置く
細かいことですが、これも重要な事です。
自分が今何のブランデーを飲んでいるかを認識するために、ボトルのラベルは自分の目に入る場所にあったほうがよいかと思います。
「自分はこのブランデーを飲んでいるんだ」と思う事で、自分が選んだブランデーをより一層好きになり、味わい深いものにしてくれます。
ボトルに透かすように証明を当ててみる
これは自己満演出かもしれませんが、間接照明の光がボトルのバックにくるように配置してあげると、ボトルのガラスとブランデーの色がいい感じに光を通して、とても幻想的な光空間を演出してくれます。
まとめ
ブランデーとボトルは切っても切れない存在です。ブランデーボトルそのものがより優雅なブランデータイムを提供してくれます。
- ボトルはテーブルの上に置く
- ラベルが見えるように置く
- ボトルに透かすように証明を当ててみる
この方法でより深いブランデーの世界を味わってみてはいかがでしょうか。