コチラのブランデーにおすすめのおつまみ記事にて、チョコレートとジャムを紹介しましたが、番外編として意外と合うブランデーのお供を紹介します。
「おつまみ」ではないかもしれませんが、ブランデーと一緒に口にすることでブランデーの甘味を最高に引き出してくれるものです。
それは・・・温かいブラックコーヒーです。
しかも、深煎りで苦味の濃いコーヒーです。
コーヒーとブランデーを交互に飲む
意外な組み合わせかもしれませんが、是非一度試してみて下さい。
コーヒーの砂糖にブランデーをしみこませるカフェロワイヤルとは全く違う飲み方です。あくまでもコーヒーとブランデーは別々に単体で交互に飲むのがポイントです。
まずコーヒーを一口飲み、渋い苦味を味わい飲み込みます。
その後に、まだコーヒーの苦味が残る中、ブランデーを一口飲んでみて下さい。驚くほどブランデーの甘味が引き立つのが分かります。
この旨みの引き出し方を発見したのは偶然でした。
私と友人でとあるBarに行った時の事です。私はコニャックをオーダーし、友人はコーヒーのカクテルであるアイリッシュコーヒーをオーダーしました。
このアイリッシュコーヒーを作る際に余った豆で挽きたてのコーヒーをバーテンダーの御好意で頂きました。その時私はまだブランデーを飲んでいる途中でした。しかし、コーヒーも冷めないうちに飲んで、その後水でコーヒーを流してまたブランデーを楽しもうと思っていたところ・・・水を飲むのを忘れてブランデーを飲んでしまいました。
すると・・・「!!?ブランデーの甘味が増している!!!」と衝撃が走ったことを今でも覚えています。
↑その時の写真。(福岡のBar倉吉 大名店にて)
この味のギャップには驚きを隠せませんでした。
そして今でもブラックコーヒー→ブランデー→ブラックコーヒー→ブランデーの交互飲みは私のブランデー楽しみ方の定番でもあります。
最も甘味を感じるブランデーは
基本的には自分の好きなブランデーとコーヒーの組み合わせで良いのですが、コーヒーに苦味とのギャップを楽しむためには甘味の強いブランデーのほうがより違いを楽しむことができます。
甘味の強いブランデーといえばリンゴを原料としたブランデーである「カルヴァドス」でしょう。
コニャック・アルマニャックでもよいのですが、アルマニャックは元より結構辛口の口当たりが多いのでおススメ順としては次の順番でコーヒーとうまくマッチします。
カルヴァドス>コニャック>アルマニャック
※コニャック・アルマニャック・カルヴァドスの違いはコチラの記事を参照。
カルヴァドスの中でもおすすめがコチラのペール・マグロワールシリーズ。1982年フランスで創業したフランスで最も有名なカルヴァドスメーカーです。
同じペールマグロワールでちょっと贅沢したい場合はコチラ。より深い甘味とコクが特徴ですで、ボトルも美しいです。
おすすめのコーヒーは?
ブランデーと深入りのコーヒーを楽しむといっても、コーヒーを豆からコーヒーミルで挽いて入れるコダワリ派の人以外はインスタントコーヒーかドリップコーヒーの選択肢となるでしょう。 インスタントでもよいのですが、ちょっとだけ手間をかけてドリップコーヒーにしたほうが基本的には香りも味も美味しいコーヒーが味わえます。
ブランデーと合うおすすめの濃いめコーヒーはコチラです。
いかがでしょう?
カフェロワイヤルではない、
コーヒーとブランデーの交互飲み。
一度やってみるとかなりハマります。ブランデーのおつまみどうしよう・・・となった時は是非コーヒーそのものをブランデーのおつまみ(?)として楽しんでみて下さい。