メーカー・ブランド別おすすめブランデー特集。今回は知る人ぞ知るコニャックの大御所「ポールジロー」の特徴と種類、ラインナップ、おすすめの一品を見ていきましょう。
ポールジローの特徴
↑2019年現在の当主、ポール・ジャン・ジロー氏
「ポールジロー」とはこのブランデーを300年作り続けている一家の名前です。
コチラの記事に詳細を書いているように、コニャック地方にはその中の地域によって6つランクに分けられます。その最高のエリアであるグランド・シャンパーニュ地区のブードビル村にポールジローのブドウ畑があるのです。
ポールジローの凄い所は、一貫してブドウの剪定や収穫等の畑の管理から醸造・蒸留・樽詰・熟成まで、ジロー家で全て手作業で行っていることです。
工場で大量生産している合理的に量産している大メーカーとは一線を画しています。
ポールジロー氏は昔ながらの方法で自身が培った経験でブドウ畑から蒸留、熟成、瓶詰をコントロールしています。
非常に神経を使う作業で、寝ずに行う場合もある。との事。
もはや芸術品の域です。
また、ポールジローのコニャック熟成庫は一般的な熟成庫よりも湿度が高いことで有名です。熟成庫の湿度が高いことによって、アルコール度数の低下が早くなり、若いコニャックの場合は他のコニャックよりもより少ない加水で、超熟のコニャックの場合はより丸みを帯びた味わいになるのが特徴的です。
これほどまでに完璧な手作り最高級のコニャックはポールジローだけしか味わえない代物です。一度飲んだら衝撃を受けこと間違いなし。
中でも50年の熟成を経たブランデーがブレンドされている「ポールジロー・ヘリテージ50年」は当サイトでもおすすめブランデー総合1位に輝いています。これに一度ハマると他のブランデーが霞んで感じるほどです。
ポールジロー ブランデーラインナップ
通常ラインナップ
※下に行くほどランクが高くなります。
- ポールジロー トラディション
- ポールジロー VSOP (8年)
- ポールジロー ヴィエーユ レゼルヴ 15年
- ポールジロー エクストラヴュー25年
- ポールジロー トレラール 35年
- ポールジロー ヘリテージ50年
→ヘリテージ50年の詳細はコチラ(第1位)を参照 - ポールジロー ブートビル デキャンタ
- ポールジロー ベリーオールド
↓その他いろいろ
参考記事:
→ 伝説の「ポールジロー ノブレス」を頂く至高の時間
おすすめの一品:ポールジロー・ヘリテージ50年
- 香り :★★★★★
- 味わい:★★★★★
- ボトル:★★★★☆
- コスパ:★★★★☆
- 原産地:フランス コニャック
- ネット通販価格:27,000円~35,000円くらい(2019年時点)
当サイトのおすすめブランデー総合ランキング1位に輝きました。
もはやこれを超えるブランデーは存在しない・・・と言えるブランデー。
一度味わうと、他のブランデーが霞みます。濃厚だけど、しっかりとしたブドウそのもののフルーティーな香りと味わい。そして50年の歴史を感じる樽熟成された濃い飴色。
15年物や35年物と比べるとまろやかさが増しています。
グラスに注ぎ、香りをかぐだけで別世界です。
コニャックブランデーの完成形と言い切ってよいでしょう。
関連
安く手に入る通販サイトは?
ポールジローのラインナップはAmazon で網羅できますが、ヘリテージ以上のランクは品切れの場合が多々あります。
品揃えで言うと楽天の方が多く手に入るかもしれません。