コニャックブランド特集

ジャン フィユー(Jean Fillioux)の特徴とラインナップとおすすめ1品

2015年7月8日

メーカー・ブランデー別おすすめブランデー特集。 今回はコニャック地方最高ランクの土壌であるグランド・シャンパーニュのブドウのみで作られるコニャック「ジャン フィユー(Jean Fillioux)」の特徴と種類、ラインナップ、おすすめの一品を見ていきましょう。

ジャン フィユーブランデーの特徴

ジャンフィユーもカミュと同様に家族経営のブランデーメーカーです。特徴は何と言っても使用するブドウの質の高さです。ジャン フィユーのブランデーは全てフランスコニャック地方の6つある土壌のうち、最高の土壌であるグランド・シャンパーニュ区域で収穫されたブドウのみを使用して作られています。そのため、どのラインナップも繊細で豊かなアロマを秘めた質の高いコニャックとなり、世界から大きな評価を得ています。

→コニャック地方の土壌ランク詳細はコチラを参照

ポールジローと同じく、工場での大量生産ではなく、一つ一つ生産者自身の手によって蒸留・熟成・ボトル詰めまでチェックされています。ジャンフィユーは1880年に創業され、現在のジャンフィユーの責任者は5代目当主であるクリストフ J フィユー氏です。彼の手により現在のジャンフィユーのコニャック品質は保たれています。

→参考:自家生産?プロプリエテールのコニャックとは?

ジャンフィユー公式サイトはコチラ

↓ジャンフィユー 一家(真ん中が現当主クリストフ J フィユー氏)

ジャンフィユーの種類・ラインナップ

ジャンフィユーにも様々な種類があります。日本に流通しているのは半分くらいの種類です。 ※下に行くほどランクと熟成年数が高くなります

通常ラインナップ

CFシリーズ

コニャックエデュケイターの鯉沼氏とクリストフ・フィユー氏が共同で開発した日本向け限定商品たち。いずれも1樽分の数量限定。
CFは「クリストフ・フィユー」の略。数字は熟成年数を表します。

ジャン・フィユー CF20、CF25、CF30のレビュー

ジャン フィユー新作コニャック CF35 / CF40 / CF50レビュー

 

その他のラインナップ

日本ではあまり流通していない、または手に入りにくいラインナップ

  • ジャンフィユー Star Gourmet
  • ジャンフィユー Vintage 1991 Millésime
  • ジャンフィユー Moulin Rouge XO
  • ジャンフィユー XO Imperial
  • ジャンフィユー Vintage 1953 Millésime

ジャンフィユーおすすめの一品:トレヴィユー

  • 香り   :★★★☆☆
  • 味わい:★★★☆☆
  • ボトル:★★★☆☆
  • コスパ:★★★★☆
  • 原産地:フランス コニャック グランドシャンパーニュ
  • ネット通販価格:7,000円~8,000円くらい

ジャンフィユーのラインナップの中で当サイトが最もおすすめするのは「ジャンフィユー トレヴィユー(Jean Fillioux Tres Vieux)」です。トレヴィユーは約23~25年熟成された原酒がブレンドされています。

何と言っても有り得ない程のコストパフォーマンスの高さ。グランドシャンパーニュ区域オンリーのブドウで造られたXOクラスのコニャックが7,000円程で手に入ってしまう。 熟成具合で言うともう一つ上のランクである「リぜルブファミリアル」には敵いませんが、価格としてはとてもリゼルブファミリアルの半額以下とは思えません。

ついつい毎月買いたくなる1本です。そのコストパフォーマンスによりトレヴィユーに軍配が上がります。ジャンフィユーを初めて買われる方も、もう一本買ってみようという方もトレヴィユーはおすすめの一本です。

安く手に入るネットショップは?

Amazonでも入手は可能ですが、数が少ないかもしれません。ラインナップの豊富さでいうと楽天の方が上かもしれません。

-コニャックブランド特集
-, ,

Copyright© Brandy Daddy -ブランデーダディ- , 2024 All Rights Reserved.