コニャックレビュー アルマニャックレビュー

80年熟成からルイ13世まで:最近Barで飲んだコニャック・アルマニャックたち

2021年10月16日

2021年10月、長かった緊急事態宣言も開け、徐々に街のBarも灯り始めました。

そんな中、ブログに1つ1つ詳細は載せられなかったものの、ここ最近Barで頂いた良きコニャック・アルマニャック達をダイジェストでお伝えします。

どれもド級の良いブランデー達だ!

今回は主に紹介メインで感想は割愛!飲みたい方は直接お店に伺ってみてください^^

これを待っていた!80年熟成ボルドリコニャック

まずはいつもお世話になっている神楽坂Bar Tarrow'sより!

9月某日、マスターのfacebookを見ると「これは絶対飲まなければ」・・・という1本が入荷。

そう、ボトラーズのBBR(ベリーブラザーズ&ラッド)が詰めた最低80年熟成ボルドリ100%コニャックである。2021年3月瓶詰。

実は今回の同系統シリーズにはボルドリの他にグランドシャンパーニュコニャックとカルヴァドスもラインナップとしてあります。今回(半分私のわがままもあり(笑))マスターに仕入れて頂いたのはこのボルドリ。

中身としては「ティフォン」が持つ原酒を厳選して詰めたものだそう。

おそらく80年感全て樽の中で眠っていたということではなくどこかのタイミングでDame-Jeanne:ディミジョン(過熟を防ぐため樽から出して保管する大きなガラス瓶)に移されたものなのだとは思いますが、そのあたりの詳細は不明な部分もありますが。

グランドシャンパーニュコニャックならまだ分かりますが、なかなかボルドリ100%で80年の長熟コニャックって出会うことは少ないですよね。

ボトルの小売価格も税込13万円を超えるド級のボトルですので、この日は財布も覚悟して向かいました(笑)

大変貴重なコニャックを飲ませて頂きました。ありがとうございます。

今は生産されていないおじいちゃんの貴重な2本

続いてはこちらもお馴染みBar柿沼にて。

始めのジントニックを頂いたあと、お待ちかねのコニャックを。こちらも事前に入荷情報を頂き、狙い撃ちで飲ませて頂きました!

「Jean Aubineau」です。

コニャック ジャンオービノー
グランドシャンパーニュ(63年熟成)

コニャック ジャンオービノー
ファンボア(52年熟成)

この2本、私も前々からこのボトルは気になっていたのでかなり興味津々でした!

現在はコニャックの生産自体は行っていない御年87歳のオーナーJean氏。彼が第二次世界大戦中から大切に保管し、Cognac Expertとのコラボによって実現したのがこの2本の貴重なコニャックです。

2本ともノンシュガー、ノンキャラメルの添加物一切無し&ノンチルフィルタード。

こちらも大変貴重なコニャック。2021年10月時点でCognac Expert上でもジャンオービノーのグランドシャンパーニュの方はすでに売り切れ状態だったので、日本で飲めるのは(私の知る限り)Bar柿沼さんだけかも。いやぁ素晴らしい体験。

→ジャンオービノーの詳細はコチラから

パスケ&Bar Dorasコラボボトル

この日その他に頂いたコニャックはグランドシャンパーニュのオーガニックコニャック生産者ジャンリュックパスケ×浅草Bar Dorasのコラボボトル!

貴重なフォルブランシュ種100%で作った約10年熟成のオーガニックコニャック。

ジャンオービノーとは打って変わってフレッシュで爽快なコニャック。同じオーガニック製法のフォルブランシュ100%であるギィピナールとの飲み比べも大変面白いと思います^^

怒涛の4種飲み比べ!小岩の魔境BAR RAVEN

お次は前々から是非伺いたくてなかなか行けなかった小岩のBAR RAVENさん。

こちらのBarもコニャック・アルマニャックに並々ならぬ情熱を注がれているBarです。マスターの@Carasさんは私よりも一回りくらい若いのですが、お酒、カクテルにとどまらず食への情熱と感性がハンパないです。まさに秘境・・・いやもはや魔境のBarが小岩にあります。

さて、今回こちらで頂いたのはKyoto Fine Wine & Spiritsのプライベートボトル。厳選されたコニャックとアルマニャック達。

実は事前に提供されたサンプルボトルで楽しめるオンラインセミナーがこちらBAR RAVEN、信濃屋、ドリンカーズラウンジさんの3者で8月に開催されていたのですが、私はサンプルボトルを買いそびれ、「美味しそうだなぁ」と指をくわえながらセミナー動画を見ていました。

セミナー動画はコチラ↓

この動画を見て予習を重ねた後・・・

ようやく飲むことができました4つのボトル。

右から

ヴァレン テルシニール Lot.70(コニャック)
プルニエール 1967(コニャック)
オーリアン 1967(アルマニャック)
シャトー ド ゴビ 1962(アルマニャック)

どれも貴重なボトルです。

これは個人的な見解ですが、一般的にウケるのはヴァレンテルシニールとオーリアン。これは2つとも綺麗でとてもクオリティの高い長塾コニャックとアルマニャックです。特にヴァレンテルシニールはグランドシャンパーニュの特徴が綺麗に出ていると思います。

ヴァレンテルシニールLot70
オーリアン1967

逆に普段からコニャックとアルマニャックをよく飲む人であれば確実にプルニエールとシャトードゴビがめちゃくちゃ面白い。特にシャトードゴビは圧倒的におすすめ。好みは分かれると思いますが。

プルニエ1967
シャトードゴビ1962

なかなか良いお値段のするボトル達ですが、2021年10月時点でまだ在庫あるようなので、興味ある方はコチラから

そしてその後頂いたアブサンのカクテルと、写真撮り忘れたけど最初に頂いたピノデシャラントのカクテルが悪魔的に美味しすぎた。やはり魔境。

超絶久しぶりのルイ13世

最後に、こちらもBrandy Daddyでお馴染み?の銀座doux barより!

営業再開祝い?にレミーマルタン ルイ13世を!!!

こちらは長年doux barに鎮座していて、とうとう先日空いたばかりのルイ13世。

いやぁルイ13世飲むのは何年ぶりでしょう・・・。

思わず口が緩んでしまいますねぇ。貴重なコニャックをありがとうございました^^

これからも良いBarライフを

そんなこんなで久々に伺えたBarで再開を祝いながら楽しいひと時を過ごさせて頂いた10月前半。

非日常を求めてBarでひと時を過ごすという日常が徐々に戻ってくることを祈りつつ、これからも良いブランデーライフを送れたと思います^^

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