さて、少し前の話になりますが、2018年12月2日、待ちに待ったポールジロー スパークリング グレープジュース2018が届きました!
毎年冬の風物詩のごとく11月頃になるとお祭り騒ぎされるこのジュースですが、昨年2017年はフランスを襲ったひどい霜のせいでブドウの収穫が減りこのジュースを作ることができなかったため、今年は楽しみ倍増です。
【参考記事】
→2017年の霜によるコニャック生産量への影響は?
ちなみに、2本注文しました。1本は家族で楽しむ用。もう1本は自分で楽しむ用。
ノンアルコールのジュースなので、お酒が飲めない方や子供でも楽しむ事ができます。
コニャックに限らず、ワイン好きの方にも是非おすすめしたいジュースですね。
ポールジローのジュースとは?
コニャック好きなら知らない人はいないであろう、あのグランドシャンパーニュコニャックの代表格ポールジローが手掛けるスパークリング グレープジュース(ノンアルコール)。
ポールジローコニャックに使われるブドウ「ユニブラン」の果汁にガスを入れてスパークリングにしたのがこのジュース。他には何も加えていない無添加ジュースで、年に1回の数量限定出荷です。
実は、このポールジロージュースは元々売り物ではなかったんですよね。もともとジロー氏が自分の子供やご近所のために作ってたものでしたが、2003年6月の展示会でポールジローの日本正規代理店であるJIS(ジャパンインポートシステム)がこのジュースに出会って、仕入れることになったそう。
ラベルの日本語に注目
ここに注目する人は少ないと思いますが、ラベルのヨコに書いてある日本語に注目してみましょう。
「コニャック最良のグランドシャンパーニュ地区のブドウだけを使用したスパークリングジュース」
何気なく書いているこの主張ですが、実はこれ凄い事だと思うんですよ。ジュースだから書ける言葉なのかもしれません。
というのも、実は過去に一度ポールジローが同じ様な旨の言葉(文言は違うけど)をコニャックのラベルに入れた際「最良とはどういうことだ!」とヘネシーとの間で訴訟問題にまで発展した・・・という経緯がある(そう)のだ。
恐らく同様の文言をコニャックの方にに入れていたら色々問題になったでしょうけど、「いや、これはあくまでもジュースだから」という事なのでしょうか。
この「最良」という表現がどこに係るのかにもよりますが、これは捉え方によっては間接的に「ポールジローが最良」と解釈されてもいいようなものですね(笑)
確かこの言葉は2016年のボトルにも書かれています。
2015年以前は書かれてなかったんじゃないかな。手元に写真がないので、定かではありませんが、調べる限り2015年以前は書かれてなさそう。(違ってたらすみません)
恐らくこの言葉を書くに至ったのはポールジロー氏というよりもJIS(ジャパンインポートシステム)さんの判断だと思うので、うーん、なかなか挑戦的ですねJIS!
それだけジュースに限らずポールジローのコニャックにも自信ありってことですね。
ファ○タとは違うのだよファ○タとは!!
まず1本目。
家族で食事と一緒に楽しむことにしました。
今回は息子も一緒に。
かんぱーい。
ひゃー、うめー(小学生並みの感想)
炭酸自体はそこまで強くありません。ほどよいシュワシュワ感。
そして炭酸と一緒に広がる濃厚なブドウの味。
妻「おいしーい。すごいリンゴの味がするね!」
私「うん、そだね!・・・・え? リンゴ???」
(いやいやこれブドウジュースだよ)と思ったが、確かに言われて噛みしめてみると、リンゴの蜜のような味わいが広がるのが分かります。あくまでも蜜の部分。確かに、リンゴっぽいと言われるとリンゴっぽい。
実直に凝縮されたブドウというよりも、様々な果実の風味を楽しむことができる気がしました。
息子「おいしー。もう一回ちょうだい^^」
息子よ、楽しんでくれてありがとう。
原価は知らんが1本1700円近い高級ジュースだ。(毎年値上がり傾向)
ファ○タとは違うのだよファ○タとは!!
(`・д・´)キリッ
とランバ・ラル大尉の顔を思い浮かべながらドヤ顔を決めているとあっという間に空になりました。
ということで、家族で楽しませて頂いた今年のポールジロースパークリンググレープジュース2018。
来年も楽しみにしています!
そして実はまだあと1本残ってる。賞味期限は2020年12月なので、このまま取っておいて来年2019年のジュースと飲み比べするのも楽しそうだなぁ。
その年の果汁がすぐに使われるので、ある意味コニャックよりも年毎のブドウの出来がダイレクトに反映されるボトルだと思います。
うーん、我慢できるだろうか・・・。
これでコニャック割っても美味しいんだよなぁ・・・・
・・・頑張ろう。
以上、ポールジロー スパークリング グレープジュース2018レポートでした。数量限定なので、購入はお早めに。(もしくは次年度まで待ちましょう)