滞在4日目その5
2019年12月6日(金)夜
ジャンリュックパスケにて大変お世話になった上に、帰りはこの日の宿泊ホテル、コニャック市街地のホテル フランソワプルミエまで車で送って頂きました。
本当にありがとうございました。
帰る途中にあのポールジロー氏がいるブートビル村を通ったので、珍しい夜のブートビル村を車の中から撮影。(暇な方はみて下さい)
人は少ないけど意外と車通りは多い。そしてみんなスピード出すので怖い・・・。
その後15分程でコニャック市街地に到着。ホテルへ向かいます。
ホテルフランソワプルミエ
恐らくコニャック市街地で最も有名なホテルの一つ。
外観はこんな感じ。
パリにあるホテルフランソワプルミエはパリだけあって結構いい値段がしますが、コニャックのホテルフランソワプルミエはその三分の一くらいの価格で宿泊できます。
コニャックで一番大きなRondPint(ロータリー交差点)の前にあります。
早速チェックインしてホテルの部屋へ。
ここでは12/6、7の2泊と、旅の後半12/10、11の2泊、合計4泊お世話になるホテルです。
部屋の様子はこんな感じ。
部屋によっても微妙に違いますが、どの部屋もテイストは同じような感じです。
昨日泊まったホテルシェモネと比較してしまうとどうしてもグレードは落ちますが、それでも良いホテルですし、スタッフの方々の対応も非常に丁寧で色々と助けてもらいました。
併設ホテルバー「BAR LOUISE」へ
ホテルフランソワプルミエには併設しているバー「BAR LOUISE」があります。
このバーもコニャック豊富で、色々なカクテルやおつまみがあります。
日本のオーセンティックバーというよりも、ややカジュアルなホテルバーといった感じです。
この日はあまりお腹はすいていなかったので、軽く2杯くらい飲んでおつまみでも頂こうと思いさっそくオーダー。
まずは最初にコニャックカクテルの定番サイドカー(9ユーロ)。
そしてPlanche Mixte=おつまみのミックスプレート(チーズ盛合わせ的なやつ)を注文します。
チーズにはひと手間かかるようで、少し時間がかかっていました。
笑顔の素敵なバーテンダーさんが
「相棒がチーズ作ってるからちょっと待ってね!(ニコッ」
と優しい笑顔とウインクで教えてくれます。
そして待つこと10分・・・
来たー
ドーン
うーーわーーー
めちゃめちゃ量多いわー
やってしもたーーー
写真では伝わりにくいですが、めちゃくちゃ大きいんですよ。
どう考えても4人前くらいあります。
私の顔はブルーチーズよりも真っ青に。
ひとまずおつまみ程度にチーズを少し食べたかったので注文したのですが、
テーブルに出された瞬間思わず笑ってしまいました。
バーテンダーさん「Enjoy! (ニコッ」じゃないよ(笑)
教えてよーーー。
いや、最初にボリュームを聞かなかった私が悪いんです・・・。
今思えばこのプレートがおつまみの中で一番高かったし(15ユーロ)、盛合わせなので数人前なのは当たり前か・・。
チーズ自体は美味しいし、生ハムも絶妙な塩加減ですごくカクテルとも合うんだけど、
半分くらい食べたところでさすがにちょっと「うっ・・・」となってきた。
が、残すのも悪いのでワイン(6ユーロ)を追加注文して全部食べる!!
意地でも食べる!!!
が、後ろのスティックっぽいやつは持ち帰れそうだったので、ホテルに持ち帰えって翌日のおやつになりました。
美味しいお酒とおつまみをありがとうございました!
このバーのバーテンダーさんとはその後何回かお会いし、親しくさせて頂きました。
また夏に戻ってくることを約束して・・・。
早めにお休み
バーを後にして、その後少しコニャック市街地を散策。
連日の移動と寒さで少し疲れがたまっていたので、ホテルに戻って少し仕事の連絡をしたのち、この日は早めの22時過ぎには就寝。
ぐっすり眠って疲れをとって、明日に備えます。
翌日12/7(土)は日本では未入荷で比較的新しいコニャックブランド「Marancheville」に訪問してきます。
Maranchevilleを立ち上げたGrégoire氏はもともと蒸留家で、主にクルボアジェに蒸留したオードヴィーを卸していました(現在も)。そして近年自分達のブランドを立ち上げたコニャック生産者です。
実はMarancheville自体は、Coganc Expartの運営者Maxに紹介してもらったのですが、Maranchevilleの代表は先日お会いしたコニャック在住のソムリエ野田さんの旦那さんと親戚関係にあたります。何とも偶然。コニャックコミュニティ。
さすが蒸留家というだけあって、ブラスタッド以上に圧巻の蒸留器たちを拝見することができました。
そして彼らの作るコニャックとは・・・
そのコダワリ、そしてこれからの展開に迫ります。
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