コニャック滞在記2023年 冬

コニャック滞在記2023冬⑰朝焼けに輝くコニャックの美しい葡萄畑

2023年8月10日

滞在9日目その1
2023年1月19日(木)

昨日はフランソワヴォワイエを訪問後、次の日に備え早めに就寝。

そう、この日は朝5時に起きて徒歩でコニャック市街地から隣町のジャルナックまで歩いていくのだ!目的地はジャルナックに本社をおくコニャック生産者「HINE(ハイン)」「Delamain(デラマン)」です。

なぜ徒歩かって?

本当はコニャック市街地からジャルナックまで電車で行く予定だったのです。そうすれば15分かからずにつきますからね。

しかし!そう、今回もタイミングよくぶつかってしまいましたフランス年金問題による鉄道ストライキに!!!

ということでこの日だけ電車は動かず。。。

タクシーで行くのも交通費高いしなぁ・・・一応バスは動いてるけど・・・

そうだ!明日晴れだし、フランス来てから運動不足なのでジャルナックまで歩こう!!

ということで徒歩で3時間かけて隣町まで向かうことに決めました。

距離と道のりとしてはこんなルートです。

ということで、早朝ウォーキングも兼ねてコニャックの美しい葡萄畑を横切って参りましたのでその写真と共にお楽しみ下さい。

まだ暗いコニャックの街

まずは泊まっているホテルを朝6時過ぎに出発。

冬場のコニャックは朝8時でも暗いので、この時間帯は夜と同じように真っ暗です。

そしてコニャック市街地を抜け、シャラント川を横切る頃には徐々に街並みが変わってきて、閑静な住宅街に。

住宅街を抜けると、しばらく延々と木と葡萄畑、そしてトリュフ畑の道が続きます。

この辺りは基本的にみんな車移動なので、歩道っぽい歩道はありません。

畑道は時間帯と場所もあって交通量はさほど多くなく5分に1回車が通る程度ですが、みんなめちゃめちゃスピード出すので結構怖いです。車がくると即座に端によります。

こんな所歩いてるアジア人なんて珍しいのですれ違う車の人達の視線を感じます(笑)

しかしまぁ何と美しい景色。

このあたりはシャラント川をはさんで北側なので、ファンボアのブドウ畑が広がっています。

この時期は真冬で、ブドウの葉っぱや実はありませんが、もしこの日が9月だったら広大な緑色の景色を堪能できたことでしょう。

手がマヒする

さて、そんな美しい景色を堪能しつつ2時間ちょっとが経っていました。

目的地まであと40分くらい・・・!

ん・・・左手の様子がおかしい・・・何か感覚が無い・・。

そう、この日の気温はマイナス。めちゃめちゃ寒いです。

景色に夢中になって手袋取って写真を撮っていたので、手が寒さでかじかんで感覚がなくなっていました。

痺れるというかホントに感覚がなくなるんですね。ホッカイロとか持ってきてないし、とりあえず手袋してズボンの中に手を突っ込んで温めます。傍から見たら変質者っぽいですね。

そんなこんなで更に歩く事30分、ようやくジャルナックの看板が見えてきました!!

街っぽい景色も!

HINEに到着

いやぁ意外と3時間徒歩でも行けるもんですね。途中で雨降ったら詰んでましたが、終始晴れでよかった。よい運動になりました。

そんなこんなでこの日最初の目的地であるHINE本社に到着。HINE自体は初訪問です。

ここでは素晴らしいヴィンテージの数々や、これまで知らなかったHIENの情報を色々と教えてもらいました。

次回
厳重に守られたHINEのヴィンテージ熟成庫とアーリランデッドコニャックの真相

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