やや投稿が空いてしまいました。
実は11月中旬、妻・息子2人と共に5日間ほど私の地元である福岡に帰省し、実家にお世話になっておりました。約1年ぶりの福岡でたらふくモツ鍋や焼き鳥、牡蠣など食べ尽くし、子供たちも満足の旅だったようでとても楽しい5日間を過ごすことができました。
そんな中、初日の夜、子供たちが布団に入ったあと、私だけ福岡の中心的繁華街である中洲に行く時間を頂きました。
目的はただ一つ、Bar SEBEK(セベク)に伺いヘネシーカクテルコンペティション2017年の優勝カクテル「Tourbillon(トゥールビヨン)〜渦〜」を頂くことです!
実は地元福岡でヘネシーカクテルコンペティションのカクテルが味わえる・・・というのは知っていましたが、2018、2019、2020となかなか行くことができず、ようやく4年越しの賞味です。ブランデーカクテルファンとして見落とすわけにはいきません。
金曜の夜の中洲
コロナも落ち着き、人が街に出るようになった2021年11月、中洲の夜も多くの人でにぎわっていました。
中洲に来るの自体何年ぶりだろう・・・
夜9時頃、Bar SEBEK(セベク)に席の確認のため電話します。
「ごめんなさい、今満席なんです」
やはり金曜の夜の中洲、しかも一番にぎわう時間帯でしたので既に満席。Barセベクのオーナー大津さんは最近のサントリーカクテルコンペティション2021でも見事優勝された方ですので、そりゃ人気なわけです。
ということで、順番を入れ替えて本当は2件目に行く予定だったBar倉吉 大名店へ。Bar倉吉 大名店はかれこれ私も14年以上通っている大名の老舗Bar。店長の坂本さんと1年ぶりの会話がはずみます。
※店名からウイスキー界隈では評判の悪い某ウイスキーブランドを連想されがちですが、それとは全く関係ありません。
Bar倉吉大名店にて至福のジントニック、サイドカー、ネグローニを頂き体も温まった所で午後10時半、もう一度Barセベクへチャレンジします。
大名から中洲へタクシーで約5分、ようやく入ることができた念願のBarセベク。
常連さんはじめ、カウンター、テーブル共ににぎわう店内。
オーナーの大津さんとお客さんの距離感がとても近く、良い意味で予想以上に活気のあるBarでした。久々に「あ、この感じ久しぶりだなぁ」と中洲の夜を感じた金曜の夜となりました。
隣のお客さんと共にトゥールビヨンを
「いかがしましょう?」
11月15日に営業再開したばかりということもあり、この日のBar SEBEK(セベク)は0時閉店。時間もあまりないので率直に
「実はトゥールビヨンを飲みにきました!」とお伝えし、1杯目から本命を!
隣に座っていたお姉さまも「トゥールビヨン好きなんです。私も1杯飲もうかな!」と。
こうして2杯分のトゥールビヨンを作って頂くことになりました。
トゥールビヨンはシェイクやステアではなく、常温の素材をデキャンタで混ぜる繊細なスワリング製法。その所作の一つ一つも大変魅力的です。
トゥールビヨンのレシピ
ヘネシーXOを使用したトゥールビヨンのレシピはもちろん公開済み。
ヘネシーXO:30ml
アプリコットティー:30ml
バナナリキュール:5ml
ローズシロップ:5ml
グレープフルーツ濃縮果汁:3drops
デコレーションには柚ピールパウダーが綺麗に降りかかっています。
メイキングの様子はBar TimesのYoutubeに上がっていますので、お楽しみください。
トゥールビヨンを味わう
やはり至高。
ヘネシーXOとアプリコットティーの組み合わせはバツグンの相性。
もとより甘み系のコニャックでもあるヘネシーXOの重厚感をバナナリキュールが押し上げますが、ただ甘いだけではなくアプリコットティーを副材の中心に持ってくることでまるでアフタヌーンティーのような爽やかさも兼ね備えているカクテル。
ブランデーカクテルと気張って飲むよりも、割と紅茶感覚でスイスイ楽しめる。
動画のトゥールビヨンとは少し異なりますが、大きく入れられた氷の上に乗せられたパウダーが一層引き立てます。見た目的にも美しいカクテルですね。
カウンターで盛り上がるお客さんと大津さんの会話を傍から楽しみながら優雅なひと時を一人楽しんでおりました。
さらば福岡また来年
その後、フレンチコネクションを頂いたところで気づけば時刻は0時を過ぎていました。
ゆっくりと締めの1杯を頂いたところでBar SEBEK(セベク)を後にしまだまだ賑わう中洲を背に帰路に。
肌寒い11月の夜でしたが、久々の中洲の活気と美味しいカクテルに心もカラダも温まりました。地元に帰った時には訪問したいBarが増えました。
ありがとう福岡!また来年!
おまけ
翌日は今年いっぱいで閉園してしまう遊園地「かしいかえん」へ。閉園間近の土曜日ともあって大賑わい!空中ブランコに40分並んで待つ(笑)ディズニーランド以外でこんなに並んだの初めてだわ。でも子供たちも体力使い果たすくらい楽しんだようで満足の1日でした。
そしてその翌日は糸島の牡蠣小屋へ!飲み物持ち込み可の牡蠣小屋なので、途中のスーパーで運よく売っていたボウモアと共に牡蠣と海鮮をすすってまいりました。控えめに言って最高^^
結論、やっぱ福岡サイコーですわ。(地元愛)