滞在2日目その4
2019年12月4日(水)
2日目の内容が多いですが、もう少しお付き合いください(笑)
コニャック滞在中、12/4と12/5の2日間はどうしても泊まりたかったホテルに宿泊。
そう、昨年2018年に完成したばかりのコニャック初5つ星ホテル「Hotel Chais Monnet」(シェ モネ)です。
せっかく来たからにはこの2日間だけは少し奮発して贅沢なホテルに宿泊します。
マーテルのすぐ横にあるこのホテル、施設も部屋も対応もバーも素晴らしいホテルだったので少し紹介します。
とにかく色々な施設がある
今回2日間このホテルに泊まったものの、昼夜とほとんど外出していたので、実はあまりホテル内を満喫・・・というわけにはいきませんでした。が、それでも十分すぎるくらいラグジュアリーな空間でしたので、その一部を紹介。
ホテル外観
ホテルの外観はこんな感じ。
オープンしてまだ1年ということだけあり、大変キレイ。
ホテルの中庭。この壁のオブジェはワインやコニャックを象徴する液体の流れを表しているらしい。
ホテルの部屋
ホテルの部屋はもちろんいくつかのグレードに分かれており、私が泊まったのは最も安いグレードのダブルルーム。
安いグレードといってもコニャック内のホテルとしては最高級ということだけあり、お値段設定はやや高めの1人1泊約24,000円~です。私はそんなに何泊もできません。
グレードが上がるにつれ当然豪華になりますが、その分価格も優しくはありません。が、このダブルルームでも十分すぎるくらいの広さとラグジュアリー感があります。
↑ここの棚の飲み物はワイン含め無料。このワインめっちゃ美味しかった・・・
↓こちらの冷蔵庫内は有料の飲み物。
部屋には手書きのウェルカムレターとチョコレートが。
お水はボトルに入ったお水×2と、ペットボトルのお水(500ml)×3が部屋に置いてあります。
そして何と庭つき。
トイレはこんな感じ。 どこのホテルにも日本のトイレのようなウォシュレットは無いですが、中東のホテルでよく見る手動のシャワー式お尻洗浄機がついています(笑)
バスルーム。シャワールームとバスタブは分かれています。
レストランとバー
このHotel Chais Monnet(シェ モネ)には2つのレストランと1つのバーがあります。
LES FOUDRES
最も豪華なレストランは、コニャックの熟成庫をモチーフとして作られた「LES FOUDRES 」です。
入口には実際にコニャックに使用される大樽が出迎えてくれます。
残念ながら今回はここのレストランは利用しませんでしたが、次はここでゆっくりとディナーでも取れると良いなと思います。
LA DISTILLERIE
2つ目のレストランはこちら「LA DISTILLERIE 」。
その名の通り蒸留所をモチーフとした?レストラン。
木のぬくもりが暖かい空間が広がります。
2日目のオルドノー訪問の後、マーテル訪問までは時間があったので、その日のランチはこちらで頂きました。
スタンダードなランチコースとワインを注文。
当然ながらめちゃめちゃ美味しい。味付けはフレンチっぽく濃いめ。
締めのエスプレッソまで頂くとかなりお腹いっぱいだ。
バー「LE 1838」
バー好きにとって最大の魅力はここ。バー「LE 1838」。
ホテルからは独立した重厚感のある建物です。
とにかくバックバーとコニャックの品ぞろえが豊富。400種類以上のコニャックが揃っています。中には1800年代のコニャックも置いています。(値段が恐ろしい・・・)
コニャックリストはコチラから確認するとができます。価格も明朗会計。
カクテルリストはコチラから。
2階までバックバーが広がるかなり開放的な空間です。
私が行った19時頃はまだお客さんも少なく、バーテンダーの方が1人いるのみでした。
コニャックのコーヒーカクテルを注文。うまうま。
ホテル宿泊客でなくともこのバーは利用できるので、是非コニャックに行った際には訪れてみて下さい。
プール、サウナ、フィットネス・・・
今回は利用しませんでしたが、このHotel Chais Monnet(シェ モネ) には屋内プールやSPA、サウナ、フィットネスルームなど様々な設備が整っていました。
屋内プールといえど、真冬に利用しようという気にはなりませんでしたが、サマーシーズンにコニャックに訪れて、ゆっくりとホテル内で過ごす時間が取れる時は是非とも利用してみたいものです。
ホテルのサービス・対応
ホテルのサービスと対応もいう事なし。
コニャック周辺の事や交通状況を教えてくれたり、様々なことまでとても丁寧に対応してくれます。
ホテルスタッフとのやり取りは基本的にフランス語か英語。
私の場合英語がメインとなるのですが、スタッフの方の英語もとても丁寧かつ分かりやすく、大変スムーズにやり取りできました。
その他、 Hotel Chais Monnet の写真や部屋の詳細は予約サイトよりご確認頂けますのでチェックしてみて下さい。
コニャックに来て少しだけ贅沢したい方には超おすすめホテルです。
タクシー手配も2倍スムーズだが価格も2倍
コニャック市街地の他のホテルと比較すると価格設定も倍以上なので当然といえば当然かもしれませんが、このHotel Chais Monnet(シェ モネ) はコニャック市街地のホテルとしては間違いなく最高の空間とサービスを提供してくれるホテルといって間違いありません。
コニャックには道路を走っている流しのタクシーというものはほぼ無いので、タクシーを利用する際は必ず呼び出してもらうか、事前に予約が必須です。
実は4日目の朝、ここコニャックから隣町のJarnac(ジャルナック)にあるBRAASTAD Cognacに訪問するため移動する必要があったのですが、ストライキの影響で電車は動かず、バスにも間に合わなかったので、仕方なくタクシーを手配してもらってJarnacまで移動することになりました。
↓ジャルナックはコチラ↓
コニャック内のタクシー自体数が少ないので、事前予約なしにタクシーを呼ぶと捕まらないことがあるのですが、さすがは高級ホテル、ホテル専属のタクシーをすぐに手配してくれました。
事前にコニャックからジャルナックまでのタクシー料金を確認し、前払いにて手配してもらいます。
コニャックからジャルナックまでの距離は約15km。タクシーだと約15分程で到着します。すぐです。
わーい、楽ちんだ~
とウキウキしていた私の前にタクシー料金が提示されました。
65ユーロ(片道)
( ゚Д゚)
65ユーロ(片道)
約8,000円。
うわぁ・・・たけー・・
と思いながらその日は時間的にそれ以外の手段がなかったので、仕方なく65ユーロ払って15km先の隣町まで移動することに・・・・。
通常のタクシーであれば恐らくこの距離だとホテルのまでの呼び出しの距離含めて35~40ユーロくらい(それでもやっぱ高いなぁ)なのですが、やっぱシェモネタクシーは価格設定もシェモネ価格でした。
ちなみにコニャックからジャルナックまでは定時バスが走っており、そちらを利用すると1ユーロくらいという破格でジャルナックまで行けるようです。
この価格差は何なんだ。。。
本当はレンタカーがベストなのですが、私は運転に自信ないもので、今回はレンタカーなし。タクシーや人頼みの移動手段となります。
コニャック周辺の移動にタクシーは便利ですが、経済的にはかなり苦しくなるので正直あまりお勧めできません。
※BRAASTAD訪問記はまた別記事にて。
Cognac Parkのオーナージェローム氏とディナー
BNIC訪問後、1時間程ホテルでくつろいだ後はミズナラ樽フィニッシュのコニャックで有名なCOGNAC PARKのオーナーであるジェローム氏とディナーのアポイント。
参考記事:
Park Cognac Mizunara Finish「ミズナラ コニャック」 のレビュー
ホテル前にジェローム氏が迎えに来てくれていたので、 同じくCognac Parkのアジアマーケット担当のChiristoph氏と合流しジェローム氏の車でレストランに向かいます。
よく利用するというLA COURTINEというレストランに到着。
スターターにエスカルゴを頂きながら、メインを肉料理と美味しいワイン。
めちゃめちゃ美味しかったけど、凄いボリューム。みんな良く食べるなぁ・・・。
締めにCognac Parkの45~55年熟成のグランドシャンパーニュコニャック「Cognac Park Extra」を頂きながら、楽しく食事をさせて頂きました。
明日はこのジェローム氏と共に1日かけてCognac Parkの畑や蒸留所、熟成庫や生産ラインを見せて頂きます。
様々なアプローチで新しコニャックに挑戦しているCoganc Parkですがはたして・・・
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Coganc Parkの全てを語ろう(1)ボトリングラインと蒸留
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