コニャック滞在記2023年 冬

コニャック滞在記2023冬⑦Bar Lucioleと終わらない夜:牡蠣!肉!酒!

2023年2月17日

滞在4日目、5日目
2023年1月14日(土)、15日(日)

今回のコニャック渡航では土日は基本的に訪問オフにする予定でした。

というのも、土曜は訪問受け入れてくれる生産者も少ないですし、日曜は基本的に完全にどこもお休みなので。あと他の仕事をしないわけにはいかないので、基本的にコニャック周辺を観光したり、アパートに引きこもってパソコン仕事をしたりで過ごしておりました。

ボルドーとか行けばよかったとも思うのですが、ちょっと色々な仕事がタイミング重なりタスクが山積みのなかフランスに来てしまったので・・・。

でもやっぱりお酒は飲みたいし、夜はどこかに飲み行きたいよね!
ということで土曜はBarに、そして日曜はコニャック在住のソムリエ、野田祥子さん宅にてディナーにご招待頂き、楽しいひと時を過ごすことができました。

Bar Lucioleと謎フード

土曜に向かったのはシャラント川沿い、ちょうどヘネシー本社の対岸にあるBar Luciole

このBar Lucioleとホテルフランソワプルミエの1階にある「Bar Louise」、そしてHotel Chais Monnetにある「JAZZ BAR LE 1838」はコニャックでも有名処のBarです。

そんな中でもここBar Lucioleは印象としては一番カジュアルなBarな気がします。良い意味で肩肘はらない、バーテンダーの方との距離感も程よく近く、会話も楽しめます^^

まずは1杯目に始まりのジントニック。地元で作られているピンクペッパージンを出してもらいました。トニックは自分で注いで混ぜる方式(笑)

それから2杯目、3杯目はここオリジナルのコニャックを使ったカクテル達。

オークチップで燻製香を付けたコニャックカクテル
キールとキャロルの中間くらいのコニャックカクテル

同じステアやシェークでも日本のオーセンティックバーに慣れていると色々ギャップを感じる部分もありますが、それはそれで日本のBarの独自性を再確認できたりして良いです。

そしてお腹もすいたので何かフードが欲しいなぁと思い、パンと魚のプレートがあったのでそれを注文。そして出てきたのがこちら。

たしかイワシの缶詰

缶詰まんま出てきて何かちょっと思ってたのと違うけど、まぁいいか(笑)美味しかったです^^

そんなこんなでバーテンダーさんとの会話と共にシャラント川のほとりで美味しいカクテルを楽しむことができました。

今回私にカクテルを作ってくれたのは何とこの日が初勤務日だというバーテンダーさん。初日といっても他のバーで経験豊富な方だったので、ちゃんとカクテルは美味しかったです。そんな貴重なタイミングにお会いできて光栄でした。

ディナーに伺う

翌日、日曜の夜、この日はコニャック在住のソムリエ、野田祥子さん宅へディナーにご招待頂きました。

野田さんのブログ
Sachi Wines
Twitter

野田さんとお会いするのは2年ぶり?くらい。2019年に私がコニャックに行った時と、野田さんが日本に一時帰国された2020年に都内で一緒にBar巡りをさせて頂いた時以来です。

野田さんとはまた後日、一緒にコニャック生産者を回って頂いたのでその時のことも後ほど詳しく書きたいと思います。

また、この日ご一緒にさせて頂いたのは2022年から日本からクルボアジェに赴任されているサントリーの大倉さん。クルボアジェ本社で日々コニャックの分析や研究など現地でコニャック関連の仕事をされている数少ない日本人のお一人です。

大倉さんとは後日、私も色々とコニャック関連でお世話になっている同じくサントリーの伊藤さんと共にクルボアジェや関連生産者、蒸留家などを巡らせて頂きました。そちらも後ほどお楽しみに^^

そんなこんなで素晴らしいディナータイム。

久々に生牡蠣食べた
旦那さんの傑作

最高に美味しい牡蠣やローストビーフ、そして野田さん厳選のワインを頂き、幸せな時間。

あっという間に2、3時間過ぎてしまい、良い具合にお酒も回ったところで・・・Barタイム!!

お家にあるおしゃれBarスペース!

そんな素敵な空間で気づけば2時間以上スタンディングで様々なワインやブランデーを楽しませて頂きながらずっと喋っていました。
コニャックはじめ国外で活躍されている日本人がいることは大変喜ばしいですね。やはり現地で日々過ごしていらっしゃる方々からの生きた情報やお話は大変貴重で勉強になります。
とは言いつつ、この日はだいぶ酔っぱらってしまったので支離滅裂なこと言っていたらすみませんでした野田さん・・。

そんなこんなで深夜0時を回わり、まだまだ楽しみたい所ではありましたが、明日は朝8時半から予定があったので宴もたけなわ。本当に素敵な時間をありがとうございました。

やや足元がふらつきながら宿泊しているアパートに帰宅。シャワーを浴びて即寝でした。

次の日、月曜からは本格的にコニャック生産者巡りスタートです。

まずは1800年代のコニャックの原酒を最も多く保有するブランド、A.E.ドールに伺います。

コニャックの歴史そのものを飲ませて頂くことになりました。その驚くべきパラディセラーとA.E.ドールの秘密やいかに・・・

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