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【2023年版】2万円以下おすすめブランデー総合ランキング(コニャック編)

2023年4月11日

今回はブランデーのおすすめランキングの中でもフランス コニャック地方で造られるブランデーの王様「コニャック」にて小売価格2万円以下のおすすめランキングを発表します。

2万円以下であれば30年、40年熟成のコニャックも視野に入ってくる価格帯ですね!

コニャックとは何?という方はまず下記記事をご参照下さい。
参考記事
【入門編】コニャックとアルマニャック等の種類の違いは何か?
【簡易版】ブランデー「コニャック」の製造工程まとめ基礎・入門編

ランキング条件

オールドボトルや高級コニャック、日本未輸入のボトルまで挙げるとキリがないのでランキングの条件は下記のものに絞っています。

  1. 実際に管理人が飲んだことあるもの
  2. 日本国内で入手できる現行品であること
  3. 飲み方は基本的にストレート
  4. 小売価格購入価格 2万円以下

小売価格に関しては2023年4月時点の一般的な小売価格を基準にしています。購入場所(店舗・ネットショップ)やセール時期等によっても異なるので、目安としてお考えください。

評価基準

当サイト独自の評価基準は以下の通りです。

  • 香り :グラスに注いだ時の香り立ちの良さ
  • 味わい:口に含んだ際の味わい深さ
  • 余韻:飲んだ後の香味の滞留・鼻抜けなど
  • コスパ:総合的コストパフォーマンス

なお、これらの評価基準は当サイト(というか当管理人)独自の評価基準であり、必ずしも絶対的な評価ではありません。しかし、自分用のブランデーを初めて購入される方や、どの次はどのブランデーにしようか迷っている方、おすすめブランデーを探している方には大いに参考になると考えています。

5位:カミュ ボルドリー XO

  • 香り   :★★★★☆
  • 味わい:★★★☆☆
  • 余韻 :★★☆☆☆
  • コスパ:★★★★☆

容量:700ml
アルコール度数:40%
生産域:ボルドリ100%
葡萄品種:ユニブラン100%
熟成年数:平均20年程のブレンド(詳細不明)
販売価格:税込15,000円~17,000円くらい(2023年4月時点)

おすすめブランデー第5位は言わずと知れた5大ブランドの中でも家族経営を続けるコニャックの王道カミュより、ボルドリ地区の原酒のみで構成されたコニャック「カミュ ボルドリー XO」です。

紅茶感あふれるコニャックを求めるのであればコレ!

味わいはクリアながらも、ボルドリコニャックを代表するフローラルな香り高さが特徴的なこのコニャック。

数少ないボルドリ100%コニャックの中でも最もコスパよくボルドリコニャックの指標として楽しめるボトルだと思います。

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4位:ピエールリュカXOメモワール

  • 香り   :★★★★☆
  • 味わい:★★★☆☆
  • 余韻 :★★★☆☆
  • コスパ:★★★★☆

容量:700ml
アルコール度数:40%
生産域:ブレンド
葡萄品種:ユニブラン95%、フォルブランシュ、コロンバール少々
熟成年数:平均23年
(8種類のヴィンテージのブレンドで20年から25年の原酒を使用)
販売価格:税込16,000円~17,000円くらい(2023年4月時点)

意外と知られていませんが私の中ではなかなかクオリティ高く「おっ」となったコニャック。
柑橘感とフローラル要素、そしてカレー・・・クミンのようなスパイス感がほんのりとしつこくない程よい塩梅で感じることができる数少ないコニャック。

樽感は少な目ですが、40%というコニャックとして最低限のアルコール度数と裏腹に感じるスパイシーさ故にコクというか、飲みごたえがあるコニャックです。

加水によるアンバランスさは全く感じず、全くコニャックとしての味わいを損ねることなく大変丁寧に加水・熟成されているように思えます。

突出した特徴は少ないかもしれませんが、恐らく10人中9人が「美味しいね」と答えるコニャックとして大変よく完成されたクオリティ。とても優等生なコニャックです。

3位:フランソワヴォワイエXOゴールド

  • 香り   :★★★★☆
  • 味わい:★★★★☆
  • 余韻 :★★★☆☆
  • コスパ:★★★☆☆

容量:500ml
アルコール度数:40%
生産域:グランドシャンパーニュ100%
葡萄品種:ユニブラン100%
熟成年数:約25年程
販売価格:税込12,000円くらい(2023年4月時点)

総合ランキング1位として君臨する「フランソワヴォワイエ エクストラ」の前身となるコニャック。

ヴォワイエ特有のフルーツ感やランシオを最もお手軽に感じることができるボトルだと思います。

程よい樽感に25年熟成としては十分すぎるほど余韻として残る南国フルーツ感。

ヴォワイエとは・・?を語るにはまずはここから!外せない1本。

敷いて言えばスリムボトルで700mlが欲しいところです><

フランソワヴォワイエ訪問記事

神コニャック「フランソワ・ヴォワイエ」訪問

2位:ABK6 XO RENAISSANCE

  • 香り   :★★★★☆
  • 味わい:★★★★☆
  • 余韻 :★★★☆☆
  • コスパ:★★★★☆

容量:700ml
アルコール度数:40%
生産域:ファンボア主体+プティットシャンパーニュ(とグランドシャンパーニュ少々)
葡萄品種:ユニブラン100%
熟成年数:30年~45のブレンド
販売価格:税込17,000円~19,000円くらい(2023年4月時点)

正直1位と迷うくらい私のお気に入りのコニャックがこのABK6 XO RENAISSANCE(アベカシス XO ルネサンス)

一般的なファンボア生産域の土壌とは少し異なり、石灰を多く含んだグランドシャンパーニュに近い土壌のファンボアコニャックです。

十分に開いたオレンジ、そしてオレンジ、イチジクといった香りが華やかです。後半にはハチミツ系の香りも漂い、熟れたフルーツの香りと、甘みを伴った香気成分が大変心地よいです。

1位のコニャックとの大きな差は重さでしょうか。若干ABK6 XOルネサンスの方が樽由来のウッディ要素が多く、どっしりとした印象があります。この辺りは好みによるところかもしれません。

そういった少し好みが分かれる部分で2位としていますが、2万円以下のコニャックとしては1位とそん色なくおすすめできるコニャックです。

ABK6は何回か現地に訪問していますので、そちらの訪問記も是非ご覧下さい^^

ABK6訪問記

ABK6の全てを語ろう(1) 最大級のシングルエステートコニャック
100年ものコニャック直飲み!ABK6の蒸留と熟成庫
マスターブレンダーとの貴重な2時間対話と10分で作ったオリジナルブレンドコニャック
樽メーカーに潜入!そして蒸留体験と猫
3年ぶりのABK6とベテラン蒸留責任者ダニエル氏と再会!
地球環境と蒸留器とコニャック:伝統 vs エコロジー

ABK6 (アベカシス) XO ルネサンス 40度 700ml

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1位:ラニョーサボラン フォンビエイユ No.35

  • 香り   :★★★★☆
  • 味わい:★★★★★
  • 余韻 :★★★★☆
  • コスパ:★★★★☆

容量:700ml
アルコール度数:43%
熟成年数:約35年
規格:グランドシャンパーニュ100%
原料:ユニブランおよびフォルブランシュ・コロンバール
輸入業者:有限会社スリーリバース(正規品)
価格:税込18,000円~20,000円くらい(2023年4月時点)

2万円いかおすすめブランデー第1位は・・・・

ラニョーサボラン(サブラン) フォンビエイユ No.35!
Ragnaud Sabourin Fontevieille No. 35

No35という名前からも分かるように、熟成年数はおよそ35年のコニャックです。

このフォンビエイユは正にグランドシャンパーニュを代表する華やかさを持っているコニャックと言ってもいいかもしれません。

素直に感じるのは、桃、洋ナシといったフルーツ。そして蜂蜜のような甘い香り。時たま香西洋スミレのフローラルさ。

35年というグランドシャンパーニュが最も華開くタイミングにボトリングされたコニャックならではの特徴です。

素直に美味しい。もう一段階上のランクにあるフロリレージュ(45年)よりもフルーティーさに特化したランシオを求めるならフォンヴィエイユ一択ですね!

参考記事
ラニョーサボラン フォンヴィエイユ35年のレビューとフロリレージュ比較
(フロリレージュ(45年)との比較もあるよ)

こちらも楽天Amazonからの購入が最もお手軽です。Amazonの方が取扱いが少ないです。楽天の方が安く購入可能かもしれません。

ラニョーサボラン フォンビエイユno.35 [ ブランデー 700ml ]

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